発生日:2026年2月18日
自身のGitブランチ図がソフトウェア業界全体で広く使われるようになった開発者が、マイクロソフトのLearnポータルに、出典表記のないAI生成による自身の作品の模倣品が掲載されたと同社を非難した。
ヴィンセント・ドリーセン氏は、自身の記事「成功するGitブランチモデル」の公開から15年以上を記念する投稿で、問題の画像について説明した。同氏によると、2010年にApple Keynoteを使って元の図を設計し、開発の各系統が時間の経過とともにどのように関連するかを示すため、色、曲線、ブランチのレーンを慎重に配置した。また、他の人々が変更できるように元ファイルも公開した。
ドリーセン氏によると、この図はその後、書籍、プレゼンテーション、チームの文書、動画に登場した。同氏は、アイデアを共有することが目的だったため、このような幅広い再利用は気にならなかったと述べた。Microsoft Learnの画像に対する異議は、単に自身のデザインに似ていたということではなく、出典表記を削除し、意味を損ないながら、全体的な構造を複製した疑いがあることだった。同氏はこの事例を正当な改変と区別した。同氏の説明では、後発の素材は出典に言及せず、公式の開発者向け学習サービスに掲載されているにもかかわらず、元の図を改善することもなかった。
ドリーセン氏は、BlueskyとHacker Newsを通じて人々からこの画像を知らされたと述べた。同氏は「continvoucly morged」という語句を含む崩れた文言や、欠落したり誤った方向を向いたりしている矢印を指摘した。同氏の説明では、こうした欠陥は画像生成ツールが図の作り直しに使われたことを示している。同氏は、その成果物が認識可能なほど元の構図を残しながら、図を有用なものにしていた正確さを失っていると主張した。
この投稿は、誰がマイクロソフトの画像を作成したのか、どのツールが使われたのか、公開前にどのような審査工程があったのかを立証していない。また、マイクロソフトからの回答も掲載していない。したがって、ドリーセン氏の説明は、マイクロソフト内部の工程や意図について独立して確認された説明ではなく、作者が記録した申し立てとして読むべきである。
同氏のより広範な懸念は、自動化されたコンテンツ制作における説明責任に関するものだった。よく知られた原資料と目立つ誤りがあったため、今回の事例はオンラインの観察者が容易に特定できたが、生成システムが進歩すれば、将来の派生物は追跡がさらに難しくなり得ると同氏は記した。同氏の見方では、この出来事は、自動化が出所を曖昧にすると同時に、慎重に設計された教材の品質をいかに低下させ得るかを示している。
ドリーセン氏は、自身が望む当面の是正措置は控えめなもので、元の記事へのリンクとクレジットの表示だと述べた。また、Microsoft Learnのページとその画像がどのように制作されたのか、そのページは何を実現する目的だったのか、なぜその素材が十分な校正を経ずに通ったように見えるのかについて説明を求めた。提供された記述では、これらの疑問は未回答のままだった。



