出来事の日付:2024年8月26日。 ウクライナの緊急当局者と政府当局者によると、ロシアはウクライナ全土を対象とするミサイルとドローンによる攻撃を実施し、7人が死亡、47人が負傷した。ウクライナのエネルギー網は再び深刻な圧力にさらされた。

キーウでは午前6時直前に空襲警報が始まり、約8時間続いた。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、攻撃には100発を超えるミサイルと約100機のドローンが使われたと述べた。その後に発表されたウクライナ軍の集計では、飛来した標的は236に上り、防空部隊がミサイル102発とドローン99機を破壊したとされた。二つの数字は、当局がなお攻撃の状況を評価していた対応の異なる段階で公表された。

ドミトロ・クレバ外相は、ウクライナの24州のうち15州が標的となり、重要な民間インフラとエネルギー施設が主な攻撃対象に含まれていたと述べた。キーウ、ハルキウ、オデーサ、ザポリージャ、ドニプロ、ビンニツァ、西部の複数州を含む広範な地域で爆発が報告された。国家非常事態局によると、同日夕方に活動が終了するまで約740人の救助隊員が対応に当たった。負傷者には子ども4人が含まれ、最年少は1歳未満だった。

死者は一つの現場ではなく、複数の州で報告された。地元当局者によると、ルツクでは集合住宅が損傷して1人が死亡し、ドニプロペトロウシク州では69歳の男性が死亡、ザポリージャ州では民家への攻撃で男性1人が死亡した。ジトーミル州とハルキウ州でも死者が記録された。他の地域では負傷者のほか、住宅やインフラへの被害が報告された。

影響は攻撃現場以外にも及んだ。民間エネルギー会社DTEKは午前9時すぎ、全国で緊急停電を実施した。キーウ市長は、複数地区での停電と、首都右岸での給水問題を報告した。リビウ、ザポリージャ、ビンニツァ、キーウの各州でもエネルギー施設が損傷した。大統領府顧問はキーウ水力発電所が攻撃を受けたと述べたが、州当局はその後、同施設に重大な損傷はなかったと発表した。

ウクライナの電力網は3月以降、ロシアによる攻撃を繰り返し受けており、需給の均衡を保つため計画停電が行われていた。そうした制限は直近では緩和されていたが、8月26日の一斉攻撃により、運用事業者は輪番停電の再導入を余儀なくされた。DTEKは、電力システムが安定するまで、キーウとオデーサ、ドネツク、ドニプロペトロウシク各州で翌日も停電が続くと述べた。

ロシア国防省は、長距離兵器と攻撃用ドローンで変電所とガス圧縮施設を標的にしたと発表した。キーウ・インディペンデントは、指定した全標的に命中したとするロシア政府の説明も、ウクライナ側が発表した迎撃数の全容も、独自には確認できなかったとしている。しかし、確認された人的被害と広範なインフラの混乱は、ウクライナ当局が全面侵攻の開始以降でエネルギーシステムに対する最大の攻撃と表現した今回の攻撃の規模を示した。