当局によると、2024年8月29日、メキシコ南部の幹線道路沿いを歩いていた集団に車両が衝突し、移民3人が死亡、ほかに17人が負傷した。
事故は木曜早朝、米国との国境を目指す移民の主要ルートの一つとなっているオアハカ州のフチタン市近郊で発生した。AP通信の記事によると、死亡した2人はニカラグア出身の成人と子ども、3人目はエクアドル出身の女性と特定された。その後、オアハカ州検察は、ニカラグア出身の2人は父親と8歳の娘だったと発表した。
当局者によると、負傷者の容体に関する情報は直ちには得られなかった。検察当局は、車両の運転手とみられる男性1人を拘束しており、車両運転による過失致死に相当する罪に問われる可能性があると述べた。
死者数は、この地域で繰り返されている危険を浮き彫りにした。移民はメキシコ南部の幹線道路脇を頻繁に歩いており、日中の暑さを避けるため、夜明け前の暗闇の中を移動することも多い。まさにこの種の衝突が起きる可能性を減らすため、大きな集団には警察のパトロール隊が同行することもあるが、AP通信の記事によると、木曜に被害に遭った集団にそのような保護がなかった理由は不明だという。
この死亡事故を受け、移民の権利を擁護する活動家からも批判が上がり、警察が悲劇を防げなかったと非難した。記事には警察側の回答はなく、事故当時、この集団が独自に移動していたのか、何らかの護衛体制の下にあったのかも確認されていない。
オアハカ州では、移民が巻き込まれる死亡事故が繰り返し起きている。AP通信は、4月の幹線道路での衝突事故や3月のボート事故など、同年初めに起きた類似の事故に加え、ベネズエラやハイチ出身の移民が死亡した2023年のバス事故にも言及した。このようなパターンがあるため、今回の死亡事故もすぐに、単発の交通事故以上のものとして受け止められた。
それでも、提供された証拠資料は直近の出来事に焦点を当てていた。3人が死亡し、17人が負傷し、メキシコを北上する人々にとって、この幹線道路は依然として危険な通路だった。警察による身柄拘束は責任追及に向けた第一歩となる可能性があるが、速度、視界、道路設計、運転手の能力低下のいずれが原因だったと捜査当局が判断したかについて、記事は伝えていない。
現時点で確認されているのは、人的被害と事故の状況だ。夜明け前、オアハカ州の幹線道路にいた移民が車両にはねられ、運転手が拘束された。そして、その背後には同様の悲劇が長く連なっている。



