# ウクライナ、ICC加盟国への初訪問でプーチン氏逮捕をモンゴルに要請

ウクライナはモンゴルに対し、ウラジーミル・プーチン氏がウランバートルを訪問した際に逮捕するよう求めており、国際刑事裁判所(ICC)の令状制度が試されることになる。

フランス24は8月30日、プーチン氏が火曜日にモンゴルを訪問する予定だと報じた。2023年3月に同裁判所が逮捕状を発付して以来、同氏にとって初のICC加盟国訪問となる。ICCは、ウクライナ侵攻後にウクライナの子どもたちをロシアへ移送したことに関連する戦争犯罪について、プーチン氏に責任があるとしている。

ロシア政府はその危険性を意に介していない。ドミトリー・ペスコフ報道官は、モスクワは懸念しておらず、訪問のあらゆる面が入念に準備されていると述べた。ロシアはICCの管轄権を認めておらず、今回の訪問がロシア大統領に法的な問題を生じさせるとは考えない可能性が高い。対照的にウクライナは、今回の訪問をローマ規程に基づくモンゴルの義務が直接試されるものと捉えている。

キーウの外務省はモンゴルに対し、拘束力があるとする逮捕状を執行し、プーチン氏をハーグへ移送すべきだと述べた。この要請が重要なのは、起訴された人物が領域内に入った場合、ICC加盟国には令状に基づいて行動することが期待されているためだ。しかし、ICCは独自の警察組織を持たず、各国政府の協力に依存している。

報道は、この制度の実務上の弱点にも触れている。すべての令状が逮捕につながるわけではなく、一部の指導者は何事もなく加盟国を訪れている。こうした経緯から、プーチン氏が到着する前の段階ですでに、モンゴル訪問は政治的に重要なものとなっている。受け入れ国政府が何もしなければ、同裁判所の執行力がいかに限定的かを示す事例が、また一つ加わることになる。

フランス24によると、モンゴルは2000年にICC加盟国となっており、政治的な影響は不透明でも、この問題には明確な法的枠組みがある。この訪問は、令状発付以来、プーチン氏がICC加盟国を訪れる初の機会であるため、象徴的にも重要だ。それだけでも世界的な注目を集めるには十分である。

ロシア大統領は、日本軍、ソ連軍、モンゴル軍が関与した戦闘に関連する記念行事に出席するため訪問する。しかし、法的な問題はすでに式典上の問題を上回っている。モンゴルは今、令状に基づいて行動するのか、それともプーチン氏を何の措置も受けずに通過させるのかをめぐり、ウクライナからの圧力と国際的な監視に直面している。

ウランバートルで起きることは、一度の訪問についてというよりも、強国が関わる際にICCが逮捕状を実際の逮捕へつなげる能力について、より多くを物語ることになるかもしれない。