発生日:2024年9月6日

ロザラムで200人を超える亡命希望者が滞在していたホテルの外で放火に加担した英国人男性に、禁錮9年が言い渡された。8月にイングランド各地を席巻した騒乱に関連して、これまでに言い渡された中で最も重い刑となる。

塗装・内装業のトーマス・バーリー被告(27)は、生命を危険にさらす意図を伴う放火の罪をシェフィールド刑事法院で認めた。検察によると、被告は8月4日にホリデイ・イン・エクスプレス・ホテルが襲撃された際、最も積極的に加わった者の一人だった。建物の外には約400人の群衆が集まり、暴力は放火、警察官への暴行、人種差別的な罵声へとエスカレートした。

ジェレミー・リチャードソン判事は、バーリー被告の行為について、ここ数週間に自身が扱った中でも特に深刻な事件の一つだと述べた。判事は被告に対し、この襲撃は「人種差別に満ちていた」と述べ、秩序を回復しようとしていた警察官への残忍な攻撃に被告が明らかに加わったと指摘した。また、被告にはホテル内の人々に深刻な危害を加える意図があったとも述べた。

法廷では、非常口に押し付けられたごみ箱の火にバーリー被告が木材をくべ、その炎の上に別のごみ箱を載せるのを手伝う様子が撮影されていたことが明らかにされた。また、警察に物を投げ付け、警棒を手に警察官と対峙し、盾を構えた警察官の列へ大型のごみ箱を投げ込む姿も記録されていた。

ホテル内の人々が直面した危険は差し迫ったものだった。判事は、職員22人が冷凍庫を使ってパニックルームに立てこもり、火災で死ぬのではないかと恐れていたと聞かされた。襲撃中、200人を超える亡命希望者が建物内に閉じ込められていたが、最終的に警察が事態を収拾し、ホテル内で負傷した人はいなかった。

今回の量刑は、7月29日にサウスポートで少女3人が刺殺された事件後、オンライン上の虚偽の主張と結び付いた暴力が数週間続いた末に言い渡された。カーディフ生まれの容疑者が、その後殺人罪で起訴されている。容疑者がイスラム教徒の移民だという虚偽の主張が、全国へ広がった抗議活動をあおる一因となった。

法廷で示された説明によると、ロザラムでの襲撃は、数十人の警察官が負傷し、全国で数百人が逮捕された、より広範な極右暴動の波の一部だった。金曜日に言い渡された刑は、それまで騒乱に関連する最も重い処罰だった禁錮6年を上回った。

警察、検察、裁判官にとって、この判決は、騒乱に乗じて弱い立場の人々や緊急対応要員を襲撃した者には重い実刑が科され得るというメッセージになる。ホテルの滞在者と職員にとっても、この判断は、暴力が多数の死傷者を出す事態にいかに近づいていたかを浮き彫りにするものだ。