発生日:2024年9月12日
APの報道とタリバン当局者によると、「イスラム国」の戦闘員がアフガニスタン中部で14人を殺害し、ほかに6人を負傷させた。同国で今年起きた襲撃の中でも、最も多くの死者を出した事件の一つとなった。
襲撃は木曜日に発生し、ゴール州とダイクンディ州の間を移動していた少数民族ハザラ人の一団が標的となった。「イスラム国」は、カブールのタリバン当局が銃撃を公に認める前に犯行声明を出した。同組織は、戦闘員が機関銃を使用したとし、その後タリバンが発表した人数を上回る死者数を主張した。
死亡したのは、過去3年間にわたり「イスラム国」の現地支部に繰り返し標的とされてきた、アフガニスタンのシーア派ハザラ人共同体の人々だった。APの報道は、同組織について、支配当局を弱体化させようと学校、病院、モスク、シーア派地域を襲撃してきたタリバンの主要な対抗勢力だと説明した。
金曜日までに、ダイクンディ州バンダル村では、色鮮やかな布で覆われた遺体が並ぶ周囲に弔問客が集まった。犠牲者の親族の一人はAPに対し、家族は幹線道路だけでなく、都市や学校でも身の安全を恐れていると語った。この襲撃は防がれるべきだった、と同氏は述べた。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は、この殺害を野蛮な行為だと非難し、当局が実行犯を捜索して法の裁きを受けさせると述べた。国連アフガニスタン支援ミッションは哀悼の意を表し、調査を求めた。イラン当局者も反応し、外務省のナセル・カナニ報道官は、武装集団がイラクでの聖地参拝から戻る人々を標的にしたと述べたと報じられた。
今回の銃撃は、タリバンによる政権掌握後も、アフガニスタンのシーア派共同体を脅威にさらし続けてきた悲惨な暴力の連鎖に加わるものだ。APの報道は、同月上旬には「イスラム国」の自爆犯がカブールの検察庁を襲撃し、5月にはバダフシャン州で爆弾を仕掛けたオートバイによって警察官が死亡したと指摘した。
襲撃の規模と、タリバンが認める前に「イスラム国」が犯行声明を出したという事実は、両者の間のプロパガンダ競争を改めて浮き彫りにした。戦闘員にとって、こうした襲撃は自らの活動範囲を示す手段であり続けている。アフガニスタン当局にとっては、攻撃が起きるたびに、道路、宗教共同体、都市部を過激派の暴力から完全には守れていないことを突きつけられる。
APの記事は、この襲撃の死者数の多さから、アフガニスタンで今年起きた最悪級の事件の一つになったと伝えた。治安が依然として地域によって不均一で、少数派共同体が標的型暴力への恐怖を抱き続ける同国において、ゴール州とダイクンディ州の間で起きた銃撃は、地方の道路を移動する民間人がいかに無防備であるかを示す、もう一つの厳しい実例となった。



