発生日:2024年9月20日

アルジャジーラが引用した報道によると、マリの首都バマコへの襲撃で少なくとも77人が死亡した。同市を襲った事件としては、ここ数年で最も多くの死者を出したものの一つとなった。

提供された報道によると、ほかに約200人が負傷し、病院は負傷者で対応能力を超え、襲撃後には同国の主要空港が閉鎖された。また、首都で何が起きているのかを住民が把握しようとする中、銃声や爆発音が響き、火災とみられる煙が上がったとも伝えている。

マリ当局は当初、状況は制御下にあり、襲撃は撃退されたと述べたが、後に軍に死傷者が出たことを認めた。この経緯は重要だ。展開の速い襲撃では、全容が明らかになる前に、初期の発表が食い違うことがあると示しているからだ。同じ報道によると、国営テレビはその後、軍が拘束したとみられる容疑者約20人の映像を放送した。

犯行声明を出したのは、マリおよび近隣諸国で活動するアルカイダ系武装組織「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)だった。報道によると、同組織は、精鋭の憲兵訓練学校や空港付近の基地など、軍事目標を攻撃したと主張した。また、襲撃は数時間続き、同組織は兵士と同盟勢力の戦闘員数百人を負傷させたとも主張したという。

入手可能な証拠は、死傷者数を超えた、より広範な点を裏付けている。バマコは、同規模の襲撃が何年もなかった後に、大規模攻撃を受けた。報道によると、これは戦闘員がナイトクラブとホテルで外国人を標的にした2015年以来、首都に対する初の大規模襲撃だった。この比較は、マリの他地域が長年にわたり慢性的な暴力に直面してきたとはいえ、今回の事件がバマコにとっていかに異例だったかを際立たせている。

人道上の影響も抜粋から見て取れる。世界食糧計画(WFP)は、保有する航空機の1機が地上で損傷し、マリの遠隔地での支援活動能力が低下したと発表した。国連のアントニオ・グテーレス事務総長が襲撃を非難し、ほかの政府や地域機関も非難を表明したことは、首都でのこれほど大規模な攻撃が国際的な懸念を引き起こしたことを反映している。

情報源の資料には異なる関係者による相反する説明が含まれているため、この事件を報じるうえで最も安全なのは、共通している事実に限定することだ。複数の人が死傷し、襲撃はバマコ市内と空港付近の軍事施設を狙い、空港が閉鎖され、死傷者数は病院の対応能力を超えるほど多かった。これらの事実だけでも、この襲撃がこれほど大きな注目を集めた理由は明らかだ。