# 米海軍補給艦USNSビッグ・ホーン、中東で軍艦への給油後に損傷
発生日:2024-09-24
AP通信によると、米海軍の補給艦USNSビッグ・ホーンが、中東で艦船に給油した後に損傷した。
当局者らによると、この給油艦は最近、空母USSエイブラハム・リンカーンの打撃群を支援していた。ビッグ・ホーンが損傷したのは、イスラエルとハマスの戦争や、レバノンのヒズボラを標的としたイスラエルの攻撃に関連して緊張が高まるなか、同地域にとどまっている空母群に補給した後だった。
損傷が発生した正確な場所は公表されていない。米海軍当局者は詳しい説明を拒み、AP通信は原因が引き続き調査中だと伝えた。この限られた情報開示により、一般の人々が確認できるのは艦船が損傷したという事実だけで、どこで、どのように損傷したかは確認できない。
報道によると、ビッグ・ホーンの乗組員は無事で、油の流出を示す兆候はなかった。これは、当面の影響が流出事故や乗組員の緊急事態ではなく、兵站上の問題に限定されることを示すため重要だ。
別の米当局者はAP通信に対し、損傷の評価が行われる間、同艦は民間のタグボートの支援を受けて港へ向かっていると述べた。これは、自力で通常の運用を続けられなくなっていたとしても、移動できる程度の航行能力は維持していたことを示唆する。
ビッグ・ホーンは艦隊給油艦であり、空母群に洋上で燃料やその他の物資を補給し続ける種類の艦船だ。米軍艦が緊張の高まった状況で活動する地域では、こうした艦船を1隻でも一時的に失えば、艦隊全体が引き続き機能していたとしても、兵站が複雑化する可能性がある。
AP通信はまた、船舶追跡サイトに投稿された画像が艦内の浸水を示唆したことから、同艦をめぐるうわさが広まったと指摘した。報道はこれらのオンライン上の主張を確認しておらず、米当局者が確認した内容、すなわち同艦が損傷し、評価を受けているという事実にとどめている。
補給艦の役割は、問題が起きるまで見過ごされがちだ。補給艦がなければ、空母や護衛艦はそれほど長く配置海域にとどまれない。そのため、戦闘によらない損傷事故でさえ、作戦上重要になり得る。
報道によると、リンカーンはアラビア海を哨戒しており、ビッグ・ホーンは同月初めに撮影された軍の写真で同艦に横付けしていた。これらの画像は、損傷が発生した時期に同艦が同じ支援任務に従事していたことを示している。
補給態勢も重要だ。当局者らによると、打撃群の駆逐艦は港で給油できるほか、航空燃料を輸送できるため、1隻の給油艦への依存が軽減される。これは、支援艦1隻の損傷が不都合ではあっても、任務を終了させる事態ではない理由を説明する一助となる。
それでも、この事故は現代の海軍力が脆弱な兵站にどれほど依存しているかを浮き彫りにする。兵器を発射しない艦船であっても、その1隻の損傷が直ちに注目を集めるほど戦略的に重要な場合がある。
現時点で確認された事実は限られているが明確だ。USNSビッグ・ホーンは中東で艦船に給油した後に損傷し、油の流出は報告されず、乗組員は無事で、原因は現在も調査中である。



