# 発生日:2024-10-04
サンディガンバヤン汚職裁判所は2024-10-04、フアン・ポンセ・エンリレ被告、同被告の元側近ジェシカ・「ジジ」・レイエス被告、ジャネット・リム・ナポレス被告に略奪罪で無罪を言い渡し、フィリピンで最も長期化し、政治的な注目を集めた汚職裁判の一つが終結した。Rapplerは、判決が10年以上に及ぶ審理の末に下され、事実上、アキノ政権が最重要視したポークバレル事件で0勝3敗が確定したと報じた。
法的な核心は明快だ。汚職裁判所は、略奪罪を成立させるには証拠が不十分だと判断した。報道によると、裁判所は、エンリレ被告がナポレス被告とつながりのある非政府組織を推薦する見返りとして、自身の優先開発支援基金を通じて資金提供された事業のいずれかから一定割合の金銭を個人的に受け取ったことを、検察側が立証できなかったと述べた。これが中心的な判断であり、10年にわたって世間の注目を集めた事件に無罪判決をもたらした。
報道によると、判決は4対1に割れたため、第3部は5人の裁判官からなる特別合議体として審理する必要があった。この点は、裁判所内でも判断が分かれた事件だったことを示すため重要だ。エンリレ被告の無罪は、論争を完全に終わらせるような全員一致の容易な結論ではなかった。評決が割れたことは、疑われたリベートの仕組みを合理的疑いを超えて立証することの法的な難しさを示している。
Rapplerの報道によると、裁判所はさらに、検察側証人の誰も、エンリレ被告本人に金銭を手渡したとは証言しなかったと指摘した。報道では、重要証人のベンハー・ルイ氏も反対尋問で、自身もナポレス被告もエンリレ被告に直接金銭を渡していないと述べたという。これらを合わせると、略奪罪に必要な金銭受領の要件を検察側が立証できなかったと裁判所が判断した理由が分かる。
レイエス、ナポレス両被告への無罪判決によって、事件の全体像が完結した。ナポレス被告はポークバレル疑惑の中心人物で、レイエス被告はエンリレ被告の首席補佐官だった。両被告が略奪罪を免れたことで、フィリピンの汚職対策と、高官による汚職を法廷で立証する難しさの象徴となっていた事件は終結した。
この記事では、各容疑の違いを曖昧にすべきではない。Rapplerは、エンリレ被告がなお汚職事件を抱えていたと指摘しており、今回の無罪判決が必ずしも、この疑惑に関連するあらゆる法的問題の終わりを意味したわけではない。しかし略奪事件そのものについては、有罪判決に必要な基準を証拠が満たさないと裁判所が判断したという意味で、結論が下された。
10年以上を経て迎えた事件の結末は、司法上の出来事であると同時に政治的な出来事でもあった。事件には元上院議長、著名な側近、そしてポークバレル論争に対する国民の認識を形作る一因となった疑惑が関わっていた。無罪判決によってその歴史が消えるわけではないが、その最も重要な一章の一つには幕が下りた。



