出来事の日付:2024年10月14日
メキシコ当局は、ハリスコ州の道路脇に置かれたビニール袋の中から、頭部を切断された男性5人の遺体が見つかった事件を捜査していた。暴力を公然と見せつけるこの事件は、新たな中央政府が発足するなか、組織犯罪への注目を一層高めた。
州検察当局によると、日曜日、ハリスコ州北東部オフエロス自治体の道路沿いで、運転手らが最初に人体のような形をした袋に気づいた。国家警備隊員が現場に赴き、頭部のない5人の遺体を発見した。捜査当局はまた、被害者から切断された頭部が入っているとみられる別の袋を近くで発見した。
法医学の専門家は、現場で証拠を探し、男性たちの身元を特定する作業を開始した。証拠資料では容疑者は特定されず、動機も解明されておらず、殺害を特定の集団によるものともしていなかった。このような遺体の遺棄方法はカルテルの暴力と一般に関連づけられるものの、責任の所在を直接断定すれば、捜査当局が発表した内容を越えることになる。
それでも、事件の場所は、組織犯罪が定着している地域に位置している。ハリスコ州は、メキシコで最も強力かつ暴力的な犯罪組織の一つ、ハリスコ新世代カルテルの本拠地である。オフエロスは、組織犯罪によるものとされた別の殺人事件が起きているラゴス・デ・モレノ自治体とも隣接している。
公式データでは、2024年1月から9月までにハリスコ州で1,415件の殺人が記録された。提示された報告によると、メキシコが2006年に麻薬密売対策へ軍を投入して以降、全国で45万人以上が殺害され、数万人が行方不明になっている。これらの数字は治安危機の規模を示す背景にはなるものの、オフエロスでの殺害を誰が実行したかを決定づけるものではない。
遺体が見つかったのは、別の注目すべき暴力事件の1週間後だった。南部ゲレロ州チルパンシンゴの市長アレハンドロ・アルコスは、就任から1週間もたたない10月6日に殺害された。地元報道機関によると、切断された同市長の頭部は車両の上に置かれていた。ゲレロ州はケシ栽培の中心地で、少なくとも16の麻薬密売組織が影響力を争っている。
二つの事件はいずれも、10月1日にメキシコ初の女性大統領に就任したクラウディア・シェインバウムへの圧力を強めた。シェインバウムが引き継いだのは、武装集団が日常的に地方当局に挑み、互いに争う一方、地域社会が殺人や失踪に直面する治安環境だった。
シェインバウムは、社会政策を用いて犯罪の根本原因に対処するという、前任者アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールの大枠の方針を継続すると約束した。また、米国の支援を受けて2006年に始まった、軍事化された「麻薬戦争」への回帰も否定した。
この政策論争はハリスコ州での捜査の国家的な背景をなしているが、当面の作業はより限定的だ。すなわち、5人の被害者の身元を特定し、物的証拠を回収し、どのように、なぜ殺害されたのかを解明することである。遺体が人目につく場所に置かれたことで、当局が責任の所在を明らかにする前から、この犯罪はより広範な威嚇のメッセージを帯びることになった。
現時点で確認された説明は、遺体の発見と法医学的対応までで終わっている。提示された証拠の中で、検察当局は身元、逮捕者、カルテルとの確認されたつながりを明らかにしておらず、こうした中心的な疑問は未解決のままだ。
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