# ボツワナで投票、ダイヤモンドと雇用、長期政権政党の行方が焦点

ボツワナでは2024-10-30、アフリカで最も長く途切れることなく続く一党支配の一つを延長するか、終わらせる可能性のある国政選挙の投票が行われた。選挙では国民議会の61議席が争われ、同議会が後に大統領を選出する。与党ボツワナ民主党は、自らの実績だけでなく、変化する経済に適応する能力も問われる局面を迎えている。

ボツワナ民主党は1966年の独立以来、同国を統治し、その間一貫して大統領職を保持してきた。モクウィツィ・マシシ大統領(63)は、2期目かつ最後の任期を目指している。地元モシュパ村で投票後、記者団に対し、今回が自身の「最後の晴れ舞台」だと述べ、選挙戦を楽しんだと語った。APの報道によると、投票前夜にはハボローネで熱気あふれる最後の集会が開かれ、マシシ氏は党の色である鮮やかな赤い上着を着て、支持者と踊った。

選挙運動では経済が最大の争点となった。ボツワナは長年、安定した民主主義と比較的高い生活水準を備えた地域の成功例として紹介されてきたが、世界的なダイヤモンド需要の低迷に見舞われている。ダイヤモンドは政府財政と輸出の中核を担うため、その影響は大きい。APは、2024年の失業率が27%に上昇し、若者の間ではさらに高かったと報じた。政府は政策変更が必要だとし、経済の多角化を約束している。

APが引用したアナリストらによると、こうした経済的な負担により、ボツワナ民主党(BDP)と対立勢力との差は縮まっている。大統領選でマシシ氏に挑んだのは、民主改革のためのアンブレラのドゥマ・ボコ氏、ボツワナ会議党のドゥメラン・サレシャンド氏、ボツワナ愛国戦線のメファト・レアティレ氏の3人だった。APが引用した有権者の一人は、雇用と賃金体系への懸念が投票参加を促していると述べ、経済への不満が選挙戦の中心的争点になっていることを浮き彫りにした。

争点は抽象的なものではない。ボツワナはロシアに次ぐ世界第2位の天然ダイヤモンド生産国であり、政府はデビアスとの合弁企業デブスワナを通じて、この部門に大きく依存してきた。APによると、デブスワナの原石ダイヤモンド販売は2024年上半期に約50%減少した。この打撃により、与党が有権者の声に耳を傾けていると主張する一方で、同国の長年にわたる成長モデルが圧力にさらされているとの感覚が強まった。

今回の投票には制度上の重要性もある。開票は投票終了後すぐに始まり、数日以内に結果が判明する見通しだった。しかし、より大きな政治的問題は、極めて長く政権を維持してきたボツワナの与党が、経済的に不透明な時期を乗り切る最善の道は依然として継続性にあると有権者に納得させられるかどうかである。つまり、今回の投票は誰が大統領になるかだけを問うものではない。ダイヤモンド不況の重圧に同国の安定モデルが耐えられるのか、そしてそのモデルを形作った政党が支配的地位を失っても存続できるのかも問われている。