# レウォトビ・ラキラキ山の噴火で少なくとも10人死亡、インドネシア東部の村々に避難命令
発生日:2024年11月4日。
インドネシア東部のフローレス島にあるレウォトビ・ラキラキ山の一連の噴火により、少なくとも10人が死亡し、住宅が焼け、当局は複数の村から住民を避難させた。人気の観光島にある標高1,703メートルの双峰火山は、午前0時すぎに噴火し、周辺の集落に火球と火山灰を降らせた。
インドネシア国家防災庁によると、噴火の影響を受けた人は1万295人に上った。同国の火山地質災害対策局は警戒レベルを最高に引き上げ、立ち入り禁止区域を半径7キロに拡大した。当局者らは、近隣の村々で避難活動が続く中、災害の規模は依然として調査中だと述べた。
死者数には、噴火の激しさだけでなく、火山の近くで暮らす地域社会の脆弱性も表れていた。人々は揺れで突然目を覚まし、燃え上がる岩、厚い火山灰、自宅周辺の火を目にしたと語った。住民の一人で美容師のヘルマヌス・ミテは、火山が噴火した際に外へ走り出ると、自分の美容室が燃え、火山灰と石で覆われていたと話した。
AFPが入手した映像には、灰色の火山灰に覆われた住宅が映っていた。火山近くにいたAFP記者は、5つの村から住民が避難し、数千人が別の場所に避難所を求めたと報告した。一部の木造住宅は火災に見舞われ、地面には溶岩によってできた穴が点在していた。火山地質災害対策局は雨によって引き起こされる火山泥流の危険性についても警告し、住民に火山灰を防ぐためマスクを着用するよう呼びかけた。
今回の噴火は単発的な出来事ではなかった。当局者らによると、この火山は前週にもすでに複数回噴火しており、木曜日の最大規模の噴火では高い噴煙が空へ立ち上った。1月にも大規模な噴火が起き、少なくとも2,000人の住民が避難を余儀なくされていた。
インドネシアは環太平洋火山帯に位置し、火山活動が頻繁に発生するが、今回の噴火は、危険にさらされた人の多さと、村々に危険が広がった速さの点で際立っていた。同国ではほかの地域でも、12月のマラピ山噴火や、5月に火山由来の物質が住宅地へ流れ込んだ洪水など、死者を伴う火山災害が起きている。
レウォトビ周辺の地域社会にとって、差し迫った課題は噴火そのものだけでなく、火山灰、火災被害、さらなる流出物の危険だった。当局の対応は避難と立ち入り禁止区域の拡大に重点を置いており、当局が一度きりの短時間の噴火ではなく、不安定な状態が続くことに備えていたことを示している。



