# サウスカロライナ州の医学研究施設からサル43匹が脱走、警察は市民への危険は低いと説明
サウスカロライナ州イェマシーの警察によると、新人職員が飼育区画を完全に閉めなかったため、アルファ・ジェネシスの研究施設からアカゲザル43匹が脱走した。いずれも体重約7ポンドの小さな雌で、地元当局は市民への危険はほとんどないと述べた。
イェマシー警察のグレゴリー・アレクサンダー署長は記者団に、サルは「無害で、少し臆病」だと説明し、いかなる病気にも感染していないと述べた。この評価を踏まえて脱走後の住民向け指針が策定され、近隣住民には、サルが住宅内に隠れないよう窓とドアを閉めておき、いずれかの個体を目撃した場合は911に通報するよう求められた。
医学研究用の霊長類を供給する同社によると、職員らは餌でサルをおびき寄せて戻そうとする一方、わなや赤外線画像カメラも使用していた。この施設での脱走は初めてではなかった。AP通信の報道は、飼育環境や水に関する問題に伴う連邦当局の罰金を含め、2014年、2016年、2018年にも同様の事案があったと指摘した。
今回の事案により、アルファ・ジェネシスに対する長年の監視はさらに強まるが、この資料にある証拠が裏付けているのは、脱走の直接的な事実、市民向けの安全上の助言、そして同社が積極的に進めている回収作業のみだ。当局によると、動物はイェマシー中心部から約1マイル離れた施設の外に出たため、捜索は敷地内での日常的な再捕獲よりも複雑になった。
この対応は、動物が若く、病気を保有していると判明していない場合に、研究動物の脱走がどのように扱われるかも示している。当局は、市民が感染にさらされる緊急事態として扱うのではなく、封じ込め、回収、各家庭での予防措置に重点を置いた。この区別が記事の中心だ。脱走した個体数は多かったが、警察による危険性の評価は比較的低かった。
アルファ・ジェネシスはAP通信の問い合わせに応じず、同社が沈黙したため、当局が事案を説明することになった。その意味で、市民向けの説明は施設自体ではなく、まず法執行機関から発信された。イェマシー近郊の住民に向けた実用的なメッセージは単純だった。警戒を怠らず、自宅を安全に保ち、動物を連れ戻す作業は担当者に任せるというものだ。
より広い懸念は、差し迫ったものではなく、組織上のものだ。この資料が示すのは、脱走事案を繰り返してきた研究施設、住民を安心させようとする地元警察、そして制御を取り戻すため手元にあるあらゆる道具を使う動物取扱担当者の姿だ。病気の兆候がなくても、脱走はアルファ・ジェネシスにとって運用面と評判上の問題を生み、このような施設が度重なる失敗にどう対処するかを問う新たな試練となった。



