アブグレイブ刑務所の被害者、請負企業CACIに対する4,200万ドルの賠償評決を勝ち取る

発生日:2024年11月12日。 米国の陪審は、イラクのアブグレイブ刑務所に収容されていた元被収容者3人に4,200万ドルを支払うよう命じ、バージニア州に拠点を置く軍事請負企業が20年前の拷問と虐待に加担した責任があると認定した。この評決により、長年の法廷闘争、審理無効、評決不能の陪審をすでに経験していた訴訟が再び動き出した。

原告はスハイル・アル・シマリ、サラ・アル・エジャイリ、アサド・アル・ズバエの3人だった。陪審は各人に補償的損害賠償300万ドルと懲罰的損害賠償1,100万ドルを認めた。証拠資料によると、原告らは、2003年と2004年にアブグレイブで拘束されていた際、殴打され、性的虐待を受け、裸になることを強要され、その他の残酷な扱いを受けたと証言した。原告らは、CACIの尋問担当者が、尋問前に被収容者を弱らせる目的で憲兵と共謀したため、加担責任があると主張した。

CACIは責任を否定し、この件で起訴された従業員は一人もいないと述べた。同社は、従業員と原告らとの接触はごくわずかだったとし、責任があるとすれば政府にあると主張した。また、上訴する意向も示した。これに対し原告側の弁護士は、陸軍との契約および陸軍野戦教範に基づき、従業員を監督する責任は会社自体にあったと反論した。

この評決の重要性は金額だけでなく、その時期にもある。資料によると、刑務所内の虐待写真が世界に衝撃を与えてから20年がたつなか、アブグレイブの被害者が提起した訴えを米国の陪審が審理したのは今回が初めてだった。この訴訟は2008年に提起され、その後15年間にわたる法廷での争いによって遅延していた。したがって陪審の判断は、損害賠償の裁定であると同時に、最終的な答えが出ないまま長く裁判所を巡ってきた事件についての、まれな公的認定でもある。

原告側の弁護士は、認められた賠償額は要求していた金額と一致すると述べた。原告の一人であるアル・エジャイリは、正義にとって大きな日だと語り、この評決は拷問や虐待を行うあらゆる企業や請負業者への警告だと述べた。資料によると、原告らは悪名高いアブグレイブの写真には写っていなかったが、画像に描かれたものと同様の扱いを受けたと説明した。

証拠に要約された裁判記録は、一つの中心的な争点を示している。CACIの民間尋問担当者は陸軍の指揮下で行動していたのか、それとも起きたことについて請負企業自体が責任を負うのか、という点だ。陪審は原告側を支持した。被害者らにとって、それは補償だけでなく、イラク戦争で最も悪名高い虐待事件の一つに関連する行為について請負企業が責任を問われ得るという公式の判断も意味した。

この評決でアブグレイブを巡るより広範な問題に決着がつくわけではないが、長年の遅延を経て、被害者らに正式な司法判断を与えるものとなった。この訴訟が重要だったのは、焦点をスキャンダルや写真から法的責任へと移したためだ。陪審は請負企業の責任を認めることで、刑務所での虐待問題が歴史書や政府の検証の中だけでなく、今なお裁判所で扱われていることも示した。