モーニング・スターによると、スリランカは議会の前倒し選挙を迎えようとしており、アヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領は大統領選での勝利を政権運営に必要な過半数へつなげようとしていた。投票では、同氏の政党連合「国民の力(NPP)」が議会を掌握し、選挙運動中に約束した改革を推進できるかどうかが決まることになっていた。

ディサナヤケ氏の政治的台頭によって、選挙戦の構図は変わった。モーニング・スターは同氏をマルクス主義者と説明し、1948年の独立以来この島国を統治してきた政党に対する拒絶と同紙が位置付けるなか、9月21日に大統領選で勝利したと指摘した。この背景が重要なのは、議会選挙が単に議席を埋めるためのものではなく、新大統領が経済的苦境への国民の怒りを立法権力へ転換できるかどうかを問うものだったからだ。

ディサナヤケ氏にとって重要な問題は、連立相手に頼る必要があるかどうかだった。報道によると、同氏は約束した改革を実行するために他党との同盟に依存せずに済むよう、NPP候補への支持を有権者に呼びかけていた。これは、依然として経済的な負担からの回復を図り、より安定した政治的な道筋を模索している国にとって重要な意味を持つ。

議会選挙では、第17議会の全225議席が争われた。実質的には、大統領の信任が行政府の枠を超えて広がるかどうかを試すものだった。NPPが過半数に届かなければ、ディサナヤケ氏は、有権者がすでに拒絶する意思を示していた諸政党と交渉しなければならない。成功すれば、国の経済的苦境と統治上の問題を治す方策として訴えた政策課題を、より迅速に進めることができる。

報道は投票日の結果を伝えてはいなかったが、何が懸かっているかは明確に示していた。スリランカの既成政治勢力はディサナヤケ氏の大統領選勝利によって揺さぶられており、議会選挙は、その変化が持続するかを見る次の段階だった。有権者にとって、選択は単に候補者や政党の間のものではなかった。新たな連立政治を繰り返すのか、それとも改革を約束した指導者に、より強力な信任を与えるのかという選択だった。

政治的な試練は、スリランカが個人への信任から制度的な信任へ移行できるかどうかにある。ディサナヤケ氏は旧体制との決別を掲げて大統領選に勝利したが、大統領の権限だけで法律を成立させたり、経済を作り直したりすることはできない。議会で過半数を得れば、国民の信頼を失った政党との交渉に何カ月も費やすことなく、自らの政策を推進できる。過半数がなければ、改革課題は、歴代政権を苦しめたのと同じ連立政治によって遅れる可能性がある。だからこそ、投票が行われる前から議会選挙は非常に重要だった。それは単なる議席争いではなかった。有権者が、新大統領に明確な権限系統の下で統治してほしいのか、それとも妥協と分裂という従来の慣行を維持したいのかを問う国民投票だった。

だからこそ、今や連立の議席計算は選挙運動そのものとほぼ同じくらい重要になっている。低調な結果でもディサナヤケ氏への信任が消えるわけではないが、約束したすべての改革がより遅く、より不安定なものになる。