# ウクライナ、ロシア国内で初めてストームシャドーを使用か

発生日:2024年11月20日

ガーディアンが引用した報道によると、ウクライナは戦争開始後初めて、英国製ストームシャドーをロシア領内に発射したとされる。

同紙がまとめたライブブログによると、攻撃を承認する決定は、ロシアがウクライナとの国境に1万人を超える北朝鮮兵を配備した後に下された。報道はまた、このミサイルの使用は、米国が自国の長射程システムによる同様の攻撃を承認した後に行われたとし、西側当局者はこの動きを紛争の重大なエスカレーションへの対応と捉えていたとしている。

ガーディアンの記事は攻撃目標を特定しておらず、ウクライナが何を攻撃したのかは直ちには明らかになっていないとしている。この点は、ミサイルの作戦上の目的が依然として不透明であるため重要だ。同じ報道によると、テレグラム上で出回った未確認の画像には、クルスク州に落ちたストームシャドーの破片が写っているように見えたが、同紙は、その画像が現在のものかどうかを独自に検証できなかったとも指摘している。

こうした限界があっても、報道は意味のある政策転換を示している。西側諸国の政府は何カ月にもわたり、西側供与のミサイルを使ったロシア領内深部への攻撃に抵抗してきた。報道が正確であれば、ストームシャドーの使用はこうした制限がさらに緩和されたことを示し、国境のロシア側にあるインフラや軍事資産を標的とする、より攻撃的な姿勢を表している。

背景にあるのは、より広範な戦況の変化だ。ガーディアンは、攻撃は北朝鮮軍の増強や、クルスク州周辺におけるロシアの攻勢姿勢と関連していたとするウクライナおよび西側の情報筋の話を伝えた。その意味で、報じられた攻撃は単発の出来事ではなく、より大きなエスカレーションの連鎖の一部だ。

外交上のリスクは明白だ。ウラジーミル・プーチン大統領は、米国製および英国製のミサイルをロシア国内で使用すれば、北大西洋条約機構(NATO)とモスクワの直接衝突に相当しかねないと繰り返し警告してきた。報道はまた、英国当局者が作戦上の問題についてコメントを控えたと伝えている。これは、政府が兵器使用について肯定も否定もしたくない場合には一般的な対応だ。

現時点で重要なのは、ミサイルの技術的な詳細ではなく、政策上のシグナルだ。ウクライナが実際にロシア国内でストームシャドーを使用したのであれば、戦争は、西側供与の長射程ミサイルがもはや防衛目的や国境地域だけに限定されない、新たな段階へ移ったことになる。それは、軍事計画、同盟政治、今後の攻撃範囲に影響を及ぼす。

戦場での正確な結果は依然として不明だ。しかし報道は、双方が地上と外交の場でエスカレーションの行方を左右しようとしている時期に、ウクライナが攻撃の選択肢を意図的に拡大したことを示唆している。