発生日:2024年12月8日。 治安当局者やイスラエルメディアを引用した地域報道によると、反体制派がシリアの首都を掌握した後の数時間に、イスラエルによるものとみられる空爆がダマスカスとシリア南部の軍事拠点を襲った。報じられた標的には、ダマスカスのメッゼ地区、スワイダ北方のハルハラ空軍基地、軍用航空施設周辺の武器貯蔵施設が含まれていた。
ロイターが引用した治安関係者2人によると、イスラエルが実施したとみられる攻撃はメッゼとハルハラを標的にした。シリア軍が夜間に撤収した南部の主要空軍基地ハルハラでは、少なくとも6回の攻撃が報告された。地域の治安関係者は、撤退した政府軍が置き去りにした大量のミサイルと砲弾が基地に保管されていたと述べた。これとは別に、イスラエル公共放送は、イスラエルがメッゼ軍用空港の武器・軍装備品倉庫を攻撃したと報じた。
別の攻撃は、ダマスカスの治安地区内にある科学研究センターを直撃したと報じられた。イスラエルの放送局は、このセンターを化学兵器および弾道ミサイル計画に関係する施設だと説明した。アルジャジーラは、かつてシリア軍司令部が使用していた建物付近で爆発後に火災が発生したと報じた。提供された証拠からは、被害の全容、死傷者の有無は確認できず、すべての標的について現地での独立した確認も得られていない。
攻撃は、シリア全土で支配勢力が急速に変わる中で起きた。武装反体制派は複数の主要都市を通って進軍した後、ダマスカスに入り、バッシャール・アル=アサド大統領の政府を終焉に追い込んだ。この変化によって、シリア軍が放棄した兵器備蓄に誰が接触できるようになるのかについて、直ちに懸念が生じた。イスラエルメディアは南部への攻撃について、武器が武装勢力の手に渡る恐れがあったためだとしている。
イスラエルはまた、イスラエル支配地域とシリアを隔てる非武装地帯に部隊を進入させ、防御陣地を構築した。イスラエル軍は、この展開について、シリア国内の情勢と武装集団が緩衝地帯に進入する可能性に対応したものだと説明した。その目的は占領下のゴラン高原の住民とイスラエル国民を守ることだとしつつ、シリアの内政には介入しないと主張した。イスラエル陸軍ラジオは、空挺部隊や特殊部隊とともに第98師団を配備するなど、ゴラン地域で大幅な増強が行われたと報じた。
個別の報道はいずれもメッゼとハルハラを標的として挙げているが、一部は匿名の治安関係者やイスラエルの報道機関に依拠している。個々の爆発の責任主体、使用された兵器の正確な種類、標的とされたとされる備蓄品の状態は、提供された資料では未確認のままだった。これらの報道が出たのは、11月下旬に始まった進軍でイドリブ、ハマ、ダルアー、スワイダ、ホムスを制圧した後、反体制派がダマスカスの支配を固めたのと同じ日だった。



