インドネシア・スカブミ、2024年12月9日 - ジャワ島の丘陵地にある村々を地滑りと鉄砲水が襲い、インドネシアの救助隊は10人の遺体を収容した。なお2人が行方不明となっている。
災害は数日間にわたる豪雨の後、西ジャワ州スカブミ県を襲った。地元当局によると、河川が氾濫し、泥、岩、樹木が170を超える村をのみ込んだ。被害は広範囲に及び、3,000人以上が仮設避難所への避難を余儀なくされたほか、さらに1,000人近い住民に避難勧告が出された。
被害は、当面の捜索救助活動の範囲をはるかに超えていた。当局によると、橋31本と道路81本が破壊され、水田539ヘクタールが被害を受け、住宅1,170棟が屋根の高さまで浸水した。さらに3,300棟を超える住宅や建物が損傷し、ソーシャルメディア上の映像には、洪水が車両、家畜、その他のがれきを押し流す様子が映っていた。
救助隊は、被害が最も深刻だったテガルブレウド、シンペナン、チエマスの各村で、子ども3人を含む遺体を発見した。報道によると、チームは依然として行方不明の村民2人を捜索していた。この詳細は、インドネシアにおける災害復旧の厳しい現実を物語っている。増水した水と崩壊する斜面によって、あらゆる捜索が遅れ、より危険になり得る地形での時間との闘いである。
季節性の雨は、急斜面や低地の氾濫原に多くの地域社会がある群島国家インドネシアに、日常的に洪水と地滑りをもたらす。しかし今回の災害は、一度に非常に多くの村が被災し、多数の道路と橋が失われたため、とりわけ破壊的だった。地元当局は、異常気象によってさらに多くの住宅が依然として脅威にさらされていると、すでに警告していた。
AP通信の記事は、この災害を最近のより広範な傾向の中にも位置付けた。わずか1カ月前には、北スマトラ州の地滑りと鉄砲水で20人が死亡していた。12月9日のインドネシアに関する記事は、とりわけインフラや住宅が繰り返される豪雨にさらされる地域で、同国の季節的な災害サイクルが依然として活発で、命を奪っていることを示した。
被害はまた、地滑り災害がいかに複数分野にまたがる危機となり得るかを示した。道路と橋は救助隊のアクセスにとって重要だが、洪水の第一波が過ぎた後、村々に食料、医療支援、機材を届けられるかどうかも左右する。30本を超える橋と80本を超える道路が損傷すれば、復旧活動は遺体収容任務だけでは到底済まなくなる。
インドネシアは毎年この種の季節的脅威に直面するが、AP通信の記事は、スカブミが特に集中した被害に見舞われたことを明確にしている。泥、岩、根こそぎになった樹木は住宅に入り込んだだけではなく、村全体の姿を変え、当局に避難、仮設住居、インフラ修復を同時に検討することを余儀なくさせた。
報道はまた、地域の救助活動がいかに急速に関係機関合同の取り組みとなり得るかを示した。兵士、警察、救助隊員の全員が泥に覆われた村々からの遺体収容に携わり、ソーシャルメディア上の映像には、川と化した道路や、がれきに埋もれた住宅が捉えられていた。民間と国家によるこうした対応の組み合わせは、インドネシアの大規模な気象災害では典型的である。
400棟を超える住宅が脅威にさらされているとの警告は、緊急事態がすでに被災した場所だけに限定されていなかったことを示唆する。最初の死者数が確定した後も、地元当局はさらなる地滑りの可能性に対処しなければならなかった。だからこそ、死者数と避難者数は、終結した出来事ではなく、進行中の災害の一部として理解するのが最も適切である。



