# 韓国、戒厳令捜査を拡大 警察が尹大統領の執務室を捜索

出来事の日付:2024年12月11日。

韓国警察は水曜日、尹錫悦大統領が前週に戒厳令を敷こうとして失敗したことをめぐる捜査拡大の一環として、大統領の執務室を捜索した。

DWの報道によると、捜査員らが提示した令状には大統領が被疑者として記載されており、捜査が劇的に本格化したことを示した。特別捜査チームは、警察庁、ソウル警察庁、国会警備隊も家宅捜索した。つまり、捜査は一つの執務室に限定されず、戒厳令をめぐる一件に関与した、または影響を受けた可能性のある機関を対象としていた。

この経緯が重要なのは、単独の行政判断がもたらした政治的余波が、国家全体を巻き込む刑事・憲法上の危機へと、いかに急速に拡大したかを示すからだ。捜索令状で尹氏が被疑者と明記されたことで、問題は治安機関が不適切に利用されたかどうかから、大統領自身が直接法的責任を問われる可能性があるかどうかへと変化した。

報道によると、金龍顕前国防相は拘束中に自殺を図り、その後、保護下に置かれ、健康状態は良好だと伝えられた。金氏はすでに、内乱と職権乱用に関連する容疑で逮捕されていた。金氏は戒厳令発令の試みで重要な役割を果たしたとみられており、その事件は捜査の中心的な筋の一つとなっているようだ。

証拠は尹氏に対する法的主張の全容を示してはいないが、政治的な影響は明確にしている。韓国の最大野党・共に民主党は、与党が採決を阻止して最初の試みが失敗した後、2度目の弾劾訴追案を準備していた。つまり、警察による捜索は、立法府が大統領を解任するかどうかをめぐる争いと並行して進んでいた。

報道はまた、尹氏の高官の一部がすでに逮捕、拘束され、事情聴取を受けていたと指摘している。これは、捜査が政治レベルにとどまらず、指揮命令系統を下る形で進んでいたことを示す。

戒厳令は国家的な緊急事態や戦時に類する状況に限って発令されるべきもので、野党が尹氏の行為をその基準から大きく逸脱したものとみているのは明らかだ。証拠によると、より広範な影響はすでに政治、外交政策、金融市場にまで及んでいる。

家宅捜索が公的に持つ意味は明白だ。国家が大統領自身の執務室を捜索したのである。どの民主主義国でも重大な措置だが、戒厳令によってすでに動揺している国では、危機がさらに危険な法的局面に入りつつあることを疑いようなく示すものとなる。