発生日:2024年12月11日
同国保健省によると、12月11日にレバノン南部の町々がイスラエルの攻撃を受け、少なくとも5人が死亡した。発効からわずか2週間ほどですでに不安定になっていた停戦に、新たな犠牲者が加わった。
同省によると、アイナタに対するイスラエルのドローン攻撃で1人が死亡し、別の1人が負傷した。ビント・ジュベイルへの別の攻撃では3人が死亡し、ベイト・リフへの3件目の攻撃では1人が死亡した。提供された報道では、イスラエル軍はこれらの攻撃について直ちにコメントしなかった。
攻撃は、外交官と軍当局者がなお停戦の実効性を確保しようとしている最中に起きた。米国が仲介したイスラエルとヒズボラの停戦は、13カ月以上に及ぶ戦闘を経て11月27日に始まったが、双方はすでに相手による度重なる違反を非難していた。イスラエルは主にレバノン南部でほぼ連日の攻撃を続ける一方、合意ではヒズボラがリタニ川以北へ撤退し、イスラエル軍が60日かけて撤収することが定められていた。
同日、レバノン軍は、イスラエルによる激しい攻撃と戦闘が起きていた国境の要衝ヒアム周辺に部隊を展開したと発表した。軍によると、専門部隊がその後、不発弾を撤去するため町を調査する予定だった。レバノン国営通信によると、国連平和維持部隊はイスラエル軍の撤収を確認するため同地域に入っていた。
より広い政治情勢も変化していた。提供された報道によると、米国、フランス、サウジアラビア、カタール、エジプトの各大使がベイルートでレバノン国会のナビーフ・ベッリ議長と会談した。これは、2年以上にわたり国家元首不在の状態をもたらしていた大統領職の空席を解消するための継続的な取り組みの一環だった。米中央軍のエリック・クリラ司令官も別途、停戦履行への支援について協議するためレバノン軍司令官と会談した。
しかし南部の住民にとって、活発な外交の動きは差し迫った危険をほとんど緩和しなかった。アイナタ、ビント・ジュベイル、ベイト・リフへの攻撃は、正式な停戦ですら人口の多い地域への致命的な攻撃を止めていないことを示した。新たな事件が起きるたびにレバノン軍と平和維持部隊の展開は複雑になり、国境地帯が再びより広範な対立へ陥りかねないとの懸念が強まった。
報道に示された発生日の状況は、繰り返される暴力のパターンに合致する。停戦によって戦争の規模は縮小したが、戦争そのものは終わっていなかった。12月11日の中心的な事実は、それまでの数日間、数週間を特徴づけてきたものと同じだった。停戦は書面上は存在していたが、レバノン南部では今なお民間人が空からの攻撃で命を奪われていた。



