シリアの集団墓地に少なくとも10万人の遺体か、人権団体が指摘
資料によると、ダマスカス郊外の集団墓地には、失脚したバッシャール・アル・アサド大統領の政権によって殺害された少なくとも10万人の遺体が埋葬されている可能性がある。人権擁護活動家が控えめな推計と表現したこの数字は、シリアの刑務所制度と治安機構に関連する死者の規模が極めて大きいことを示している。
抜粋で挙げられている場所は、ダマスカスの北約40キロにあるアル・クタイファだ。報告によると、ここはシリア緊急タスクフォースのムアズ・ムスタファが長年にわたり特定してきた5カ所の集団墓地の一つだった。この点が重要なのは、墓地が突然発見されたのではなく、アサド政権崩壊以前から続いていた、より長期的な記録活動の一環だったことを示唆するためだ。
資料は、この数字を法医学的な集計ではなく推計として慎重に位置付けている。発掘や身元確認、公的な検証が始まれば、集団墓地の数字は変わり得るため、この慎重さは必要だ。それでも、10万体という控えめな推計でさえ、この場所を政権の暴力を示す既知の象徴の中でも最も生々しいものの一つにするだろう。情報源はまた、シリア人の犠牲者と外国人の双方が含まれている可能性のある集団墓地がほかにも存在するとしている。
資料中の記事は、この場所を、2011年の抗議運動への弾圧後に始まり、数十万人の死者を出したシリア内戦という、より広い文脈に位置付けている。また、アサドと父ハーフェズが、刑務所内での大量処刑を含む広範な超法規的殺害を行ったとして、シリア人、人権団体、外国政府から非難されてきたことにも触れている。こうした非難は長年、アサド一族の人権記録を形作ってきたが、集団墓地の数字は、その疑惑をより具体的かつ凄惨な形で示している。
情報源の抜粋には、この場所が発掘されたか、遺骨の身元が確認されたか、あるいは現在、死者の記録作成に国家当局が関与しているかは記されていない。そのため、最も責任ある報道では、この主張の出所と集計の限界を強調する必要がある。疑惑は極めて重大だが、法医学的な作業はまだこれからのようだ。
行方不明の親族の消息を突き止めようとしているシリア人にとって、これほどの規模の集団墓地の存在は、打ちのめされるような事実だろう。また、刑務所制度や戦時中の虐待をめぐる記録作成、責任追及、国際的関心を求める声を一層強めることにもなる。証拠には新当局や家族の反応が含まれていないため、記事は政治的影響について推測すべきではない。
確認されているのは、ダマスカス近郊の場所に少なくとも10万体の遺体が埋葬されている可能性があると人権擁護活動家らが述べていること、そして、この推計がアサド政権による超法規的殺害の記録と結び付けられていることだ。正式な発掘が始まる前の段階ですら、その数字は衝撃的だ。



