# アイサケ・エケ氏、トンガ議会の投票で勝利し首相へ

出来事の日付:2024-12-24

アイサケ・エケ氏が議会の秘密投票で16対8の勝利を収め、トンガの次期首相に選ばれた。今月初めにフアカバメイリク・シアオシ・ソバレニ氏が辞任した後、同島しょ王国で新たな政権交代が確定した。

RNZパシフィックによると、投票は火曜日の議会特別会で行われた。ファカファヌア議長は、エケ氏が16票、もう一人の候補者ビリアメ・ラトゥ氏が8票を獲得したと発表した。総投票数は24票だった。国王トゥポウ6世は正式発表に先立ち、この結果を承認した。

エケ氏は次回の議会で就任宣誓を行う見通しで、RNZによると、その開催は2025年2月3日と予想されている。これは、トンガの新政府が即時の政権移行ではなく、短い移行期間を経て発足することを意味する。

今回の結果は、内閣不信任案の提出直前となる12月9日にソバレニ氏が辞任したことを受けたものだ。ソバレニ氏は辞任後の発言で、この決断は「トンガにとって最善の前進の道」だと述べ、支持者に感謝するとともに、次回総選挙までの数カ月間、国を率いる人物が現れることへの期待を示した。

議会での手続きは、小規模ながら政治活動が活発なトンガ議会の勢力均衡も映し出した。月曜日の締め切りまでに、エケ氏とラトゥ氏の2人が候補者として届け出られた。ソバレニ氏に対する不信任案を直近で提出していたエケ氏は、貴族議員3人を含む14人の国会議員から支持を得ているとみられていた。一方、ラトゥ氏は現政権側が選んだ候補者だった。

新首相はトンガの政治制度を熟知している。RNZによると、エケ氏は2014年から2017年3月まで財務・国家計画相を務め、故アキリシ・ポヒバ首相率いる政府から辞任した。財務次官を務めた経歴もあり、2010年にトンガタプ第5選挙区の国会議員として初当選した。

その歩みには、選挙での敗北と復帰も含まれる。エケ氏は2017年に議席を失ったものの、2021年に議会へ復帰し、再び首相候補に指名されたが、ソバレニ氏に敗れた。こうした経歴は今回の勝利にさらなる意味を与えている。個人的な返り咲きであると同時に、議会の勢力が変化したことの表れでもある。

投票結果そのものは決定的だったとみられるが、周辺の政治情勢は依然として不安定だ。総選挙の時期が近づくなかで政権が交代するため、次期首相が次の選挙戦を前に権力基盤を固める時間は限られている。RNZによると、一部議員はエケ氏を唯一の候補者にしようとしたが、ラトゥ氏は立候補する憲法上の権利を行使すると主張した。

トンガにとって、議会による選出は単なる手続き上の問題ではない。合意形成、貴族代表、行政経験のすべてが重要となる制度の下で、次の政権段階の方向性を定めるものだ。エケ氏は今、継続性への期待と、新たな選挙の年に向かう国を率いることに伴う重圧の双方を引き継ぐ。