出来事の日付:2024年12月28日
BBCニュースが要約した住宅都市開発省の報告によると、米国では連邦政府による年次集計が2007年に始まって以来、ホームレス人口が最多となった。当局者によると、2024年1月の調査時点で、避難施設や一時的な宿泊施設に滞在していた人、または屋根のない状態にあった人は77万人を超えた。
増加の規模は際立っていた。BBCによると、ホームレス人口は前年に12%増加したのに続き、今回は前年比で18%以上増加した。これは、一部地域の取り組みで改善がみられる一方、ホームレスとして数えられる人の数が2年連続で急増したことを意味する。
当局者が要因の一つとして挙げたのは住宅費だった。自然災害と大都市への移民流入の急増も指摘された。報告は、いずれか一つの要因だけで十分に説明できるとはしておらず、複数の圧力が組み合わさって、弱い立場の人々を避難施設や路上へ追いやっていると説明した。
数字は大きいが、報告はこれが完全な数ではないことも強調した。家族や友人の家に一時的に滞在している人が含まれていないため、この集計は実数を下回ると考えられている。また、2024年1月という約1年前の時点を切り取ったものであるため、その後の家賃や国境情勢の変化は反映されていない。
それでも、データからは重要な傾向が明らかになる。家族単位のホームレスは前年比39%増加した。移民流入の影響を受けた13地域では、家族単位のホームレスが2倍以上になった。移民流入の影響を受けたと報告していないほかの370以上の地域では、その増加率は平均8%未満だった。こうした差は、ホームレス危機が全国一様ではなく、地域の状況が重要だったことを示している。
子どもは特に大きな影響を受けた。BBCによると、調査当夜にホームレス状態だった18歳未満の子どもは約15万人に上り、年齢層別で最大の増加となった。報告はまた、65歳以上でも6%増加したことを示しており、問題が子どもから高齢者まで及んでいることが分かる。
全体的な悪化の中にも、いくつかの前進の兆しがあった。退役軍人のホームレスは8%減少し、長期的な減少傾向が続いた。国内で住宅費が最も高い市場の一つであるロサンゼルスでは、ホームレス人口が5%減り、7年ぶりの減少となった。ダラスと、フィラデルフィア近郊のチェスター郡でも、複数年にわたる期間で減少が記録された。
こうした地域的な改善によって、全国の過去最多記録が帳消しになるわけではない。しかし、より広範な市場や移民流入の圧力が逆方向に働いているときでも、的を絞った政策が変化をもたらし得ることは示している。報告はまた、一部の都市が移民向け避難施設を閉鎖していることや、調査実施後に国境通過者数が急減したことも指摘しており、これらは今後の調査に影響する可能性がある。
現時点で、この連邦政府の集計は、住宅費、災害復旧、移民の流れが相互に作用することへの警告となっている。これは過去最多の記録であると同時に、負担が年齢層や都市によって不均等に生じていることを改めて示すものでもある。
主張と情報源の対応表
- 過去最多の集計、年間18%の増加、2024年1月という調査時期、連邦政府による集計の開始年は、BBCの報道によって裏付けられている。
- 住宅費、自然災害、移民流入などの要因に加え、家族および年齢層別の内訳もBBCの報道に基づく。
- ロサンゼルス、ダラス、チェスター郡における地域的な減少と、退役軍人のホームレス減少も、同じ情報源によって裏付けられている。



