パキスタンの都市ムルターンで起きたガスタンクローリー爆発による死者は、2025年1月27日の爆発の翌週に18人へ増えたと当局者が明らかにした。病院では重傷を負った生存者の治療が続き、警察は惨事がどのように起きたかについて初期段階の説明を示した。
警察は当初、パンジャブ州ムルターンの工業地帯付近で液化石油ガス(LPG)を運んでいたトラックが炎上し、5人が死亡、約24人が負傷したと発表していた。当局が死者数を更新するまでに、さらに13人が負傷により死亡したと、ムルターンのニシュタル病院の医師モハンマド・ワシムは述べた。また、負傷者7人が依然として重体だとし、最終的な死者数がなお変わる可能性があることを浮き彫りにした。
警察幹部のモハンマド・バシールによると、爆発で近隣の住宅や商店が損壊し、犠牲者は火そのものだけでなく、屋根の崩落によっても死亡した。この点は、危険がタンクローリーや直接の炎を越えて広がったことを示しており、重要である。人口や商業施設が密集する場所では、特に加圧された燃料源に引火して熱と衝撃が周囲の建物へ及んだ場合、産業火災が数秒のうちに建造物の災害へ発展することがある。
警察の初期捜査は、人為的な原因の可能性も示した。バシールによると、運転手に賄賂を渡した一部の人々がトラックからボンベへLPGを移していた際、タンクローリーが爆発した。運転手はその後、逮捕された。この説明が事実だと確認されれば、この出来事は危険物の輸送に伴う単なる事故にとどまらない。燃料輸送を多数の死傷者を出す事態へ変えた、不正な取り扱い慣行が明るみに出ることになる。
死亡した時期も、やけどや外傷の深刻さを一層示している。多くの犠牲者は現場では死亡せず、その後数日間に亡くなった。これは大規模な爆発や火災の後、患者が当初は重篤な傷を負いながらも生存する場合によく見られる経過である。病院は災害の「第二の前線」となり、その後に死者が出るたび、当初の爆発の規模に対する一般の認識も変わっていく。
パキスタンは長年にわたり、産業安全規制の執行、危険な非公式慣行、一部の運輸・商業部門における脆弱なインフラという問題に苦しんできた。AP通信の記事抜粋は分析をムルターンの事例以外へ広げていないが、当局の説明はすでに、よく知られた脆弱性を示唆していた。すなわち、規制や取り締まり、基本的な取り扱い規律が機能しなくなれば、人口密集地を通る危険物が致命的なものになり得るということだ。
発生日の時点で、判明していた事実だけでもすでに甚大だった。工業地帯付近でガスタンクローリーが炎上、爆発した。死者は数日のうちに5人から18人へ増えた。住宅や商店が損壊した。さらに数人の被害者が重体のままだった。そして警察は、賄賂を受け取った運転手が関与する無許可の燃料移し替え作業中に爆発が起きた可能性があると述べた。これらの事実を総合すると、ムルターンの爆発は死亡事故であるだけでなく、防止可能なリスクの事例となる可能性もある。警察の説明にある運転手の逮捕はまた、捜査当局が爆発を避けられない輸送事故とのみ捉えるのではなく、個人の責任も事件の一部として扱っていたことを示唆した。



