イスラエル、UNRWAへの新たな扉を閉ざす

イスラエルは、イスラエル領内における国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動を禁じる措置が1月30日に発効すれば、UNRWAとのあらゆる接触を終了するとしている。国連のパレスチナ救援機関との長年の対立を大きく激化させる動きだ。

イスラエルのダニー・ダノン国連大使は、この法律がイスラエルの主権領域内でのUNRWAの活動を禁じ、イスラエル当局者と同機関との接触を禁止すると述べた。米国はこの決定を支持しており、調整とアクセスの双方に影響する措置を取るイスラエルに外交的な後ろ盾を与えている。

UNRWAは、占領下のパレスチナ自治区における日常生活の中心的存在であり続けている。同機関によると、医療と教育を提供し、戦争開始以降にガザへ届いた食料のおよそ60%を供給してきた。そのため、関係が断絶すれば、すでに同機関のサービスに依存している民間人に重大な影響を及ぼす可能性がある。

イスラエルは以前から、UNRWAが自国の安全を損ない、2023年10月7日のハマスによる攻撃で役割を果たしたと非難してきた。UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長はその捉え方を否定し、同機関に対する運動について、国際社会への信頼を損なうと同時に、パレスチナ人の生活と将来を害する執拗な攻撃だと述べている。

ラザリーニ氏は国連安全保障理事会にも介入を求めている。同氏は、この法律が施行されれば、重大な局面にある占領下のパレスチナ自治区で不安定さが悪化し、絶望が深まると述べている。国際的な調査によりUNRWA内部で中立性に関する問題が見つかったが、抜粋によると、イスラエルはその主張を裏付ける証拠を一度も提示していない。

したがって、この対立は官僚的な問題にとどまらない。イスラエル当局者との調整が断たれ、米国が新たな制限に異議を唱えるのではなく支持することを選んだ状況で、パレスチナ人を支援する主要な人道機関が活動を続けられるかどうかが問われている。

UNRWAを批判する側は、紛争によって同機関が損なわれたと主張する一方、擁護する側は、同規模の活動を迅速に代替できる組織がほかにないため、UNRWAは依然として不可欠だと述べている。したがって、この法律は、容易な代替手段がない人道問題を横断するものとなる。

政治的な対立は実務的なジレンマも生み出す。接触が止まれば、自治区が異例の重圧にさらされているまさにその時に、支援、教育、医療を巡る調整がさらに難しくなる。ラザリーニ氏が安全保障理事会に介入を求めているのはそのためだ。

同機関を擁護する人々は、避難と紛争によって代替手段の余地がほとんどなくなる、まさにこうした状況で活動するためにUNRWAが設立されたとも指摘する。この時点で接触を断つことは、政治的な目標を満たす一方、現地にいるすべての人にとって実務をより困難にする可能性がある。