# ニジェール、国境地帯の待ち伏せ攻撃で少なくとも兵士10人が死亡と発表
出来事の日付:2025年2月6日
ニジェールの軍事政権によると、武力衝突が長年続いているブルキナファソとの国境に近いニジェール西部で、軍部隊が待ち伏せ攻撃を受け、少なくとも兵士10人が死亡した。
証拠資料にあるAP通信の報道によると、部隊は月曜日、家畜泥棒を追跡するためタクザト村へ派遣されていた。軍は、その作戦中に待ち伏せ攻撃が起き、武装した襲撃者の一団が国内治安部隊の分遣隊を攻撃し、兵士10人を殺害したと発表した。
軍は襲撃者の身元を明らかにしなかった。襲撃者は待ち伏せ攻撃後に逃走したが、軍は火曜日遅く、「テロリスト」と呼ぶ15人を捕捉して無力化したと発表した。証拠資料は、それが同じ襲撃者だったのか、その後の作戦が同じ場所で行われたのかについては明らかにしていない。
この事件は、ニジェール西部の国境地帯で同国の治安部隊にかかる負担を改めて示している。ニジェール、マリ、ブルキナファソは10年以上にわたり、「イスラム国」やアルカイダ系組織が関与する反政府武装活動と戦ってきた。近年、3カ国すべてで軍事クーデターが起き、政治情勢は変化したものの、暴力はなくなっていない。
AP通信の報道によると、軍事政権はフランス軍を追放してロシアの傭兵部隊に支援を求める一方、「サヘル諸国同盟」と呼ばれる新たな安全保障同盟も結成した。しかし記事は、クーデター以降、治安状況は悪化していると分析専門家らが指摘しており、攻撃件数と、武装勢力および政府軍の双方によって殺害された民間人の数が過去最多に達しているとも記している。
今回の待ち伏せ攻撃は、犯罪活動と反政府武装活動が重なり合うことの多いサヘル地域の一角で発生した。家畜窃盗への対処任務は、たちまち武装集団との衝突に発展する可能性があり、ここで起きたのもそのような事態だったとみられる。軍自身の説明は、治安維持活動がより大きな安全保障上の脅威にのみ込まれたことを示唆している。
証拠資料は、これまでの一連の傾向も示している。12月には、ニジェールとブルキナファソの国境付近で起きた別の攻撃で兵士10人が死亡し、7人が負傷したと軍が発表した。同月には、AP通信が引用した米国拠点の武力紛争位置・事象データ・プロジェクトによると、「イスラム国サヘル州」の武装勢力がアルブジ近郊でバスの乗客21人を殺害した可能性が高い。
こうした事例は、ニジェール西部がなぜこれほど不安定なままなのかを示している。兵士、民間人、商人、旅行者が皆、同じ紛争地域を移動し、そこで活動する武装集団は、道路脇からの待ち伏せ、バスへの襲撃、村落への急襲といった攻撃を仕掛けることができる。その結果、窃盗防止の巡回活動でさえ命を落としかねない治安環境となっている。
AP通信の証拠資料には、今回の待ち伏せ攻撃による民間人の死傷者数も、目撃者の証言も含まれていない。それでも、少なくとも兵士10人が死亡したこと、軍によれば家畜泥棒を追跡中に攻撃が起きたこと、国境地帯が依然として極めて脆弱であること、という核心的な事実を確定するには十分である。
資料に示された出来事の日付は2025年2月6日である。この日、ニジェール軍は再び国境地帯の暴力を抑え込もうとしており、再び大きな代償を払っていた。



