ウクライナ、フランスのミラージュ2000を初受領、オランダからF16も追加到着

出来事の日付:2025年2月6日

ウクライナは、ロシアとの戦争中に空軍を再建する取り組みの新たな一歩として、フランスのミラージュ2000-5戦闘機を初めて受領し、オランダからもF16戦闘機を追加で受け取ったと発表した。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、フランスから最初のミラージュ戦闘機が到着し、ウクライナの防空能力を強化すると述べた。フランスのセバスチャン・ルコルニュ国防相は引き渡しを確認し、数カ月にわたってフランスで訓練を受けたウクライナ人操縦士が機体を操縦すると述べた。ウクライナのルステム・ウメロウ国防相も、オランダが米国製のF16戦闘機を追加で引き渡し、近く戦闘任務を開始すると述べた。

今回の引き渡しが重要なのは、ウクライナが戦争期間の大半を通じて、自国の領空防衛能力の不足を埋めようとしてきたためだ。新しい機体は1機増えるごとに、火力だけでなく、抑止力と柔軟性をさらにもたらす。ゼレンスキー氏は、航空戦力は発展を続けていると述べ、約束を守ったフランスのエマニュエル・マクロン大統領に謝意を表した。また、今回の引き渡しはオランダの支援によるF16部隊の拡充にも役立っていると述べた。

引き渡されたミラージュの正確な機数については、ゼレンスキー氏もルコルニュ氏も明らかにしなかった。DWは、昨年のフランス議会の予算報告書で、フランス空軍が保有するミラージュ2000-5計26機のうち6機をウクライナに送る計画が示されていたと指摘したが、この数字はフランス国防省によって正式には確認されていない。

フランスの機体は、ウクライナの戦場環境に合わせて改修されたともみられる。ルコルニュ氏は以前、ロシアによる電波妨害に対抗できるよう、空対地攻撃能力と電子戦への防御機能を備える改修が施されたと述べていた。この詳細は、今回の移管が単なる象徴ではないことを示している。これらは、制空権を争う空域と電子戦環境に備えた機体である。

オランダの貢献は、キーウが西側製戦闘機部隊を構築するのを支援する、欧州のより広範な取り組みの一環だ。ノルウェーを含む複数の国がF16の供与を約束しており、ドナルド・トランプ氏の大統領就任後にワシントンからの支援が弱まるのではないかとの懸念がある中、ウクライナはこれらの引き渡しを特に重要視している。

その不安は、軍事的な出来事に政治的な側面も加えている。ウクライナは兵器、訓練、代替装備について今なお同盟国の支援に大きく依存しており、新たな引き渡しの一つ一つが、ウクライナを支援する連合が今も機能しているしるしとしてキーウで受け止められている。

DWはまた、ロシア軍がクルスクでウクライナによる新たな攻勢を撃退したとのロシア側の主張を伝えたが、こうした戦況に関する主張は独立して検証できなかったとしている。これは、航空戦力を巡る動きが、複数の戦線で今なお続き、対立する双方の公式発表を通じて評価されている戦争の一部であることを改めて示している。

フランスにとって今回の引き渡しは、マクロン氏が昨年表明した約束の実行を意味する。オランダにとっては、供与を約束した機体の新たな一陣が到着したことを確認するものだ。ウクライナにとっては、追加の戦闘機、訓練を受けた操縦士、改良された装備が生き残るために引き続き極めて重要な時期に、空軍の戦力にわずかながら厚みが増したことを意味する。