ワシントン、2025年2月13日 - 米財務省は、国際刑事裁判所を対象とする大統領令に基づき、同裁判所の主任検察官カリム・アサド・アフマド・カーン氏に制裁を科したと発表した。
財務省外国資産管理局は、オランダ・ハーグを拠点とするカーン氏を「特別指定国民および資産凍結対象者リスト」に追加したと発表した。この指定は、ドナルド・トランプ大統領が2025年2月6日に「国際刑事裁判所への制裁措置」と題して署名した大統領令14203号に関連するものだった。
この措置により、ICCで最も著名な当局者の一人が、米国の制裁政策の直接の標的となった。リストには、カーン氏が1970年にエディンバラで生まれた英国籍者だと記載されていた。また、この措置が別個の刑事または民事手続きではなく、財務省の制裁制度を通じて実施されたことも示された。
この措置は、ワシントンと国際裁判所の間のより広範な対立の一部だった。財務省の通知は形式上は行政的なものだったが、その効果は政治的だった。米国が、同裁判所の活動に対抗するため金融上の制裁を用いていることを示したからだ。通知自体は背景にある争いを詳しく説明していなかったが、指定がICCを標的とする大統領令と明確に結び付いていた。
この種の制裁は、銀行取引、渡航、米国に関連するサービスの利用に影響を及ぼし得る。国際機関の検察官にとっては、別個の司法判断がなくても重大な問題となる。資産凍結対象者への指定は、単に象徴的な圧力をかけるだけのものではない。通常の職務や金融上の活動を複雑にし、取引相手が指定された人物との関係を避けるよう促す可能性がある。
財務省の記載は簡潔だったが、政策上の選択に曖昧さはほとんどなかった。カーン氏の名前が挙げられ、大統領令も明記された。そしてICC自体が標的として名指しされた。この組み合わせは、米国と世界で常設されている戦争犯罪法廷との緊張が顕著に高まったことを示した。
この指定は、制裁を巡る対立が言葉の応酬から行政実務へどれほど移行したかを示す点でも重要だ。資産凍結対象者への指定は、大々的な公表を伴わなくても、通常の取引に影響を与え得る。オランダに居住し、国際的な法務環境で活動する当局者にとって、この種の指定は銀行取引から渡航の手配に至るまで、あらゆることを複雑にし得る。
財務省の通知自体は簡潔だったが、その象徴的意味は広範だった。米国はカーン氏を大統領令に直接結び付けることで、ICCを巡る争いが単なる政治的対立ではなく、制裁の問題になったことを明確にした。この決定の実務的、外交的影響は、リスト上の一人の名前を超えて広がる可能性が高い。
ICCに対する指定は、国際機関に向けたより広範なメッセージも含んでいる。米国が現職の裁判所検察官に制裁を科すことは、単に一つの事件や捜査への反対だけでなく、国際司法の仕組みそのものを処罰する意思があることを示す。これはハーグやその外でも、限定的な行政措置以上のものとして受け止められるだろう。
財務省の通知がカーン氏を直接名指ししたため、制裁は直ちに個人的なものとなった。異議申し立てや長期の紛争が展開するのを待つことはなかった。代わりに、米国の資産凍結対象者制度を通じて発効し、法的な争いを未解決のまま残しながら、行政制裁を利用して即座に政治的メッセージを送れることを示した。



