発生日、コンゴ軍がブカブから南へ撤退し、住民がルワンダの支援を受ける反政府勢力の迫る進撃から逃れるなか、コンゴ東部第2の都市にはパニックが広がった。

AP通信の報道によると、M23の戦闘員がブカブ郊外に入った翌朝、通りは市外へ逃れようとする住民や、見つけた物を何でも小麦粉袋に詰め込む略奪者であふれた。その日の遅くには、銃撃が止まった後、市内は比較的落ち着きを取り戻したが、統制されているという感覚はすでに崩壊していた。

住民らはAP通信に対し、コンゴ軍部隊が市内から出て南へ向かったため空白が生じ、たちまち無秩序が広がったと語った。ある住民は、日中のように銃声を待ち構える状況ではもうなくなったと述べた。別の住民は、略奪者や取り残された兵士が地域を不安定な状態にした後、焼け焦げた遺体が路上に横たわっていたと説明した。

反政府勢力はまだブカブを決定的に掌握したようには見えなかったが、その勢いは明白だった。M23を含む反政府勢力の連合体「コンゴ川同盟」は、コンゴ軍による空爆を阻止するため、同勢力が空港を制圧したと発表した。AP通信は、戦略的に重要なこの飛行場が制圧されたことを独自に確認できなかった。

この不確実性が重要なのは、空港が部隊への補給に使われ、人道支援団体が支援物資を搬入する助けにもなっているからだ。同空港の掌握は、コンゴ東部を巡る戦いの大きな転換点となる。完全な確認がなくても、ブカブ周辺の戦闘は、紛争が孤立した前線から、主要都市における国家権力への直接的な挑戦へと、いかに急速に移行したかを示した。

市がパニックに陥った状況は、先月ゴマで見られたパターンにも沿っていた。記事によると、この反乱によってコンゴ東部ではすでに約3,000人が死亡し、数十万人が避難を余儀なくされ、少なくとも35万人の国内避難民が住まいを確保できずにいる。これらの数字は、ブカブを単に脅威にさらされた一都市としてではなく、拡大する地域危機の最新の結節点として位置付けている。

国際社会の反応も強まっていた。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、即時停戦とコンゴ当局の安全な復帰を求めた。アフリカ連合(AU)首脳会議では、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が、紛争は地域全体を巻き込む大戦へと発展する恐れがあると警告した。ウガンダ軍の最高司令官もコンゴ東部の別の地域で厳しい警告を発し、さらなるエスカレーションへの懸念を高めた。

AP通信の記事は、問題がもはや単にブカブが陥落するかどうかではなく、陥落した場合に何が続くのか、すなわち略奪、市民の避難、そしてコンゴの鉱物資源が豊富な東部で、誰が秩序を確立できるかを巡る一層激しい争いであることを明確にしている。