# ルーマニア大統領選を巡る対立が深まる中、ブカレストで数万人が集会

出来事の日付:2025年3月1日

提供されたAP通信の報道によると、ルーマニアの最高裁判所が昨年の大統領選挙を無効とした後、極右団体による最新の反政府集会に数万人の抗議者がブカレストで集まった。多くの参加者は、選挙が無効になる前に第1回投票で首位となったカリン・ジェオルジェスク氏を支持し、選挙を最初からやり直すのではなく、第2回投票から再開するよう要求した。この集会は、この対立がルーマニア政治で今なお深刻な問題として残っていることを示した。

抗議活動を主催したのは極右政党「ルーマニア人統一同盟(AUR)」で、党首のジョルジェ・シミオン氏は支持者らに対し、自分たちの票は盗まれ、民主主義は踏みにじられたと訴えた。同氏は、目標は民主主義と自由な選挙を回復することだと述べ、マルチェル・チョラク首相の辞任を要求した。AP通信の報道によると、デモ参加者らはルーマニア国旗を振り、反政府のスローガンを唱え、政府庁舎前の一帯を埋め尽くした。

ルーマニアの政治危機は、この集会から始まったわけではない。ジェオルジェスク氏が予想外に第1回投票で首位となった後、憲法裁判所は決選投票の2日前、当初の大統領選を無効にするという前例のない措置を取り、選挙違反とロシアによる介入の疑惑が直ちに浮上した。モスクワは介入を否定したが、この論争により、選挙は候補者同士の争いであると同時に、制度への信頼を巡る争いでもあるとの認識が強まった。

AP通信の記事によると、検察は水曜日、ファシスト団体への支援、憲法秩序に反する扇動、選挙資金と資産に関する虚偽申告の疑いでジェオルジェスク氏に対する刑事捜査を開始した。同氏の弁護士によると、検察は同氏を司法統制下に置いた。ジェオルジェスク氏は不正行為を否定して抗議活動に参加し、体制側が自分たちを分断し、自身の立候補を阻止しようとしたと支持者らに語った。

再選挙は5月4日に第1回投票が予定され、得票率50%を超える候補がいなければ5月18日に決選投票が行われる。情報源によると、ジェオルジェスク氏が立候補を認められるかどうかはまだ明らかでない。この不確実性こそ、ブカレストの集会が重要である理由の一つだ。それは一つの裁判所判断に対する抗議にとどまらず、ルーマニアの選挙プロセスにどれほどの正当性が残っているかを試すものだった。

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