独マンハイム中心部で運転手が群衆に突入、2人死亡、多数負傷
DWが引用した警察と検察によると、出来事の発生日、ドイツ・マンハイム中心部で運転手が群衆に故意に車で突っ込み、2人が死亡、少なくとも11人が負傷した。当局は40歳のドイツ人男性を逮捕し、当面、政治的動機を排除したと発表する一方、この男には心理的な問題があったとも説明した。
襲撃は、マンハイム中心街のにぎやかな広場、パラーデプラッツで、市がカーニバル期間を祝っている最中に起きた。この時期が重要なのは、通りが人であふれ、市民の関心がすでに祝祭やパレードに向けられていたからだ。しかし街は一転して、多数の死傷者が出る緊急事態の現場となった。当局者によると、運転手は逮捕時に自分の口を銃で撃ち、その後治療を受けたため、直ちに事情聴取することができなかった。
DWによると、容疑者は隣接するラインラント・プファルツ州出身で、殺人と殺人未遂の容疑で捜査されていた。警察と検察は、この事件に政治的動機があるようには見えないと述べたが、捜査当局は過去の犯罪歴や心理的問題を含め、運転手の経歴を調べていた。死者数と負傷者数はすでに判明していたものの、これらの詳細は事件の全容がなお解明途上にあることを示している。
市は迅速に対応した。当局は緊急警報アプリ「Katwarn」を通じて警報を発し、住民に中心街を避けるよう呼びかけた。地元の大学病院は多数傷病者が発生する事態に備え、緊急対応計画を発動した。市の旗は半旗とされ、地元および国の指導者らが哀悼のメッセージを発表した。
この襲撃は、車両突入攻撃が相次ぎ、すでに動揺していたドイツで起きた。DWは、ドイツでは最近、ミュンヘンとマクデブルクで死者を伴う自動車襲撃があり、公共の安全や、車両を武器として使用する脅威への懸念がすでに高まっていたと指摘した。こうした背景から、マンハイムでの襲撃は、混雑する公共空間の警備や、車を使って人を殺害する襲撃者の心理的特徴を巡る議論をさらに激化させる可能性が高い。
犠牲者とその家族にとって、そうした広範な議論は目の前の喪失ほど重要ではないだろう。しかし当局にとって、この事件は群衆の安全が数秒で打ち砕かれ得ることを改めて示すものだ。警察によると、容疑者は現在拘束されており、捜査が続いている。しかし中心的な事実はすでに鮮明だ。車が故意に歩行者へ突っ込むために使われ、2人が死亡し、カーニバルを祝っていたドイツの街は、その日、暴力的な緊急事態への対応を迫られた。



