# コロンビア大学での抗議活動後、ICEがマフムード・ハリル氏を拘束 弁護士が明らかに
発生日:2025-03-09
米移民当局は、シリアで育ったパレスチナ難民で、コロンビア大学の親パレスチナ抗議活動で中心的な役割を果たしたマフムード・ハリル氏を拘束したと、同氏の弁護士が明らかにした。
エイミー・グリア弁護士はBBCに対し、移民・関税執行局(ICE)の捜査官が土曜日、ニューヨークにある大学所有の自宅内にいたハリル氏を拘束したと語った。グリア氏によると、捜査官らはハリル氏に、学生ビザが取り消されたと告げた。しかし実際には、同氏はグリーンカードを持つ合法的な永住者で、米国市民と結婚しているという。
この逮捕は直ちに、学内抗議活動、移民法執行、そしてトランプ政権がハマス支持者と表現する人々への対応を巡る、より大きな政治的対立の一部となった。マルコ・ルビオ国務長官はその後、米国内のハマス支持者のビザとグリーンカードを取り消し、国外追放できるようにするとXに投稿した。BBCの報道によると、コロンビア大学は昨年、全米で展開された学生による親パレスチナ抗議活動の中心となり、学生らは大規模なテント村を設営し、一部は校舎を数時間占拠した。
BBCによると、ハリル氏はコロンビア大学での抗議活動中、学生側の首席交渉役を務めた。同氏は校舎を占拠したグループには加わっていなかったが、国際公共政策大学院の大学院生だった当時、大学から一時的な停学処分を受けたことを以前BBCに明かしていた。
グリア氏によると、妊娠8カ月で米国市民でもあるハリル氏の妻は、ICE捜査官から逮捕すると脅された。また、ハリル氏がニュージャージー州エリザベスの拘禁施設に移送されたと聞かされた後、そこにはいないことが判明し、現在の居場所は分からないという。報道によると、ICEの被拘禁者検索では、マフムード・ハリルというシリア生まれの人物がエリザベス契約拘禁施設に収容されていることが示されていた。
今回の拘束は、トランプ氏が「ジハード支持の抗議活動」に関与した人々と「大学キャンパスにいるすべてのハマス同調者」を国外追放すると警告する大統領令に署名してから、わずか数週間後に行われた。この事案は今や、政権がそうした文言を実際の法執行に移す上で、どこまで踏み込むのかを試すものとなっている。
BBCの報道は、コロンビア大学を取り巻く政治的・制度的圧力にも言及した。トランプ政権は、同大学がキャンパス内の反ユダヤ主義に対処できていないとして、4億ドルの連邦助成金を削減すると発表していた。コロンビア大学のカトリーナ・アームストロング暫定学長はその後、資金の喪失は研究などの機能に直ちに影響すると述べた。
移民当局と弁護士が説明するハリル氏の正確な法的地位、現在の居場所、そして政府が国外退去手続きを進めようとするのかなど、この事案にはなお未解決の疑問がある。しかし、逮捕そのものはすでに重大な意味を持つ。移民法、大学政治、そして親パレスチナ運動に対する政権のより広範な取り締まりが交錯する事案で、学内抗議活動の指導者が連邦当局に拘束されたからだ。



