出来事の日付:2025-03-11

ソマリアのバリ地域で続く紛争により、同国で最も伝統的な農村の生業の一つが妨げられ、乳香農家は収入と食料を得るために頼っている木々に近づけなくなっている。Hiiraan Onlineが掲載したERGOの報道によると、プントランド軍と「イスラム国」戦闘員との戦闘は昨年12月以降激化しており、現在はイスクシュバンとその周辺地域の丘陵にある木立への立ち入りを妨げている。

この混乱が重大なのは、関係する世帯にとって乳香が周辺的な作物ではないからだ。乳香は地域の数千人にとって交易と日々の生計の基盤であり、報道によれば、戦争が激化して以降、乳香を取引する農村部の約2,500世帯が苦境に陥っている。ほかに現金収入がほとんどない世帯にとって、木々に近づけなくなることは、市場で売れる産品と緊急時の食料を支える収入源の両方を失うことを意味する。

報告は、最も危険にさらされている村だけが圧力を受けているのではないことを示している。季節ごとの収穫、地元での取引、集落と丘陵地の間を途切れることなく移動できることに依存する、より広い範囲の世帯が影響を受けている。こうした経路が遮断されれば、通常は農村世帯が食料不足の時期を乗り切る助けとなる作物に、たちまち手が届かなくなり得る。

農家のフォウシ・アブドゥラヒ・アブディラフマンさんは、その地域から逃れた後、12人家族が避難生活で受けている負担を語った。カンダラから東へ約86キロ離れたイスクシュバンの丘陵にある、自身の5本の乳香の木にはもう近づけない。仕事も収入もなく、近隣住民が分けてくれる食料に頼っており、十分な食料があるときでも家族は1日1回の調理した食事だけで暮らしているという。

この説明は、治安危機がいかに急速に経済危機へ変わるかを示している。問題は人々が移動を強いられることだけではない。厳しい環境で暮らしながら働き続けることを可能にする、日々のアクセスを失うことでもある。実際問題として、木々へ通じる道が安全でなくなれば、紛争によってわずか数日で世帯の現金収入が消え得る。

この記事はまた、農村世帯が打撃を吸収する余裕がほとんどないことを指摘している。提供された報告には、大規模な援助が届いていることや、農家が通常どおりの収穫に戻れたことを示す記述はない。それどころか、現時点の証拠が示しているのは、近隣住民への依存、食事回数の減少、土地が今も生産できる量と避難世帯が安全に採取できる量との格差の拡大だ。

この報告は、より広範な死傷者数や戦況の概要を示しておらず、農家がいつ戻れるかも述べていない。一方で、戦争による経済的損害が、世帯の家計と食料安全保障にすでに表れていることは示している。バリ地域の世帯にとって、紛争はもはや治安上の危機にとどまらない。農村社会の機能を支える収入源に対する直接的な脅威でもある。

最新の報告でも、中心的な問題は変わっていない。農家が安全に自分たちの木へ近づけなければ、この地域で最も古くから続く農村経済の一つも、農家とともに停滞する。