発生日:2025年3月21日

ナミビアでネトゥンボ・ナンディ=ンダイトワ氏が同国初の女性大統領に就任した。アフリカで大統領に直接選挙で選ばれた女性としては史上2人目となる。

72歳の同氏は、根強い失業や格差、貧困に国が直面する中、金曜日に宣誓した。BBCに対し、特に女性の国家元首が一つでも過ちを犯せば、それが女性全体への評価として扱われかねないため、その役職に伴う重圧を理解していると語った。

ナンディ=ンダイトワ氏は11月の選挙で得票率58%を獲得し、1990年の独立以来ナミビアを統治してきた解放運動、南西アフリカ人民機構(SWAPO)の支配を継続させた。14歳でSWAPOに加入し、政治家人生の大半を党内で過ごしてきた。

その就任は歴史的だが、深刻な経済的圧迫の中で行われることにもなった。世界銀行によると、ナミビアは世界で最も格差の大きい国の一つで、2015年のジニ係数は59.1だった。同国の失業率は2023年に36.9%まで上昇し、貧困も依然として差し迫った問題となっている。

土地所有は依然として最も微妙な政治問題の一つだ。ナンディ=ンダイトワ氏はBBCに「土地はこの国の深刻な問題だ」と述べ、ナミビアでは今なお白人市民、特に不在地主が土地の大部分を占有していると語った。強制収用ではなく、「自発的な売り手と自発的な買い手」の原則を引き続き堅持すると述べた。

同氏の経済政策は、原材料をそのまま国外へ輸出するのではなく、ナミビアの鉱物輸出品に付加価値をつけることを中心としている。また、クリエーティブ産業を拡大し、新たな経済の現実に合うよう教育を再構築することも望んでいる。

その勝利が持つ象徴的意味は、ナミビアを越えて大きい。これまでアフリカで女性大統領として直接選挙で選ばれたのは、リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ氏だけだった。タンザニアのサミア・スルフ・ハッサン氏は前任者が在任中に死去した後に大統領となったが、ナンディ=ンダイトワ氏は選挙によって有権者から直接信任を得ており、異なる部類に入る。

そのため、同氏の大統領職が成功するかどうかは政治的に重要だ。経済を運営できれば、アフリカ南部やそれ以外の地域で女性指導者の模範となる可能性がある。失敗すれば、性別を理由に批判がより厳しくなる恐れがあると同氏は懸念している。

SWAPOにとって、この就任式は、解放運動としての実績が今なお将来への信頼につながるのかを問う試金石でもある。同党は35年間ナミビアを率いてきたが、有権者が歴史以上のものを求めていることは明らかだ。彼らは雇用、格差の縮小、そして国の富をより広く分かち合うことを望んでいる。

ナンディ=ンダイトワ氏の課題は、画期的な選挙を実際の変化につなげることだ。その大統領職は象徴性とともに始まるが、その象徴性に見合う成果を上げられるかどうかで評価されることになる。