メキシコは2025年3月23日、ラウル・ヒメネスが後半アディショナルタイムのPKを含む2得点を挙げ、パナマを2-1で破ってCONCACAFネーションズリーグ初優勝を果たした。
RFIの資料によると、イングルウッドのSoFiスタジアムで行われた決勝は、終盤に劇的な展開を迎えた。パナマのDFホセ・コルドバがクロスを手で扱ったため、ヒメネスは後半アディショナルタイム2分に決勝点となるPKを決めた。この結果、メキシコは同大会初のタイトルを獲得し、準決勝で米国を破る番狂わせをすでに演じていたパナマは、悔しさを抱えて大会を去ることになった。
メキシコは決勝で好スタートを切った。報告によると、8分にロベルト・アルバラドがエリア内へカーブをかけたクロスを送り、フラム所属のヒメネスが頭で押し込んで先制した。パナマも試合序盤に脅威を与え、セシリオ・ウォーターマンが得点に迫ったが、前半はメキシコの決定力と試合運びが光った。
しかし、試合の結末には論争が伴った。終盤にはメキシコのファンによる同性愛者を侮辱するチャントを理由に試合が中断され、CONCACAFネーションズリーグ決勝が同じ理由で中断されるのは3大会連続となった。この点が重要なのは、このタイトルがスポーツ上の祝福と規律面での不名誉が同居する瞬間に獲得されたことを示すからだ。
ヒメネスの活躍には、個人的な物語もあった。ヒメネスは、2024年にメキシコ代表監督として3期目を開始したハビエル・アギーレ監督に敬意を表した。このベテランFWは、チームが最初からあるべき戦い方をしたと述べ、勝利において監督の影響が中心的だったと指摘した。
資料によると、決勝大会を通じて4得点を挙げたヒメネスの活躍は、負傷からの目覚ましい復活の一部だった。ウルブズに所属していた2020年、プレミアリーグの試合中に命に関わる頭蓋骨骨折と脳損傷を負い、後に医師らは生還したこと自体が奇跡だったと述べた。この経歴によって、彼の決勝PKは単なる一つのタイトルを超えた意味を帯びている。
パナマにとってこの敗戦は特に痛かった。チームは準決勝で米国を驚かせ、1951年以来初となる国際大会優勝を目指して決勝に臨んでいたからだ。しかし、十分な圧力を得点に結び付けられず、終盤のハンドの判定と、PKで冷静さを保ったメキシコに阻まれた。
メキシコの勝利は、地域のライバル国との比較で評価されることの多い代表チームに、新たなタイトルを加えた。今回は、大けがから復活したストライカー、重圧のかかる場面での終盤のPK、そして最後まで緊迫した決勝戦が明暗を分けた。
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