過去の出来事の日付:2025年4月4日。

任天堂とProfessional Sports Authenticator(PSA)は、新たに発表された関税が価格や顧客に及ぼし得る影響を評価するため、米国関連事業の一部を一時停止した。

任天堂は、4月9日に予定していた「Nintendo Switch 2」の米国での予約開始を延期した。同社は、関税の潜在的影響と変化する市場状況を精査する必要があるためだと説明した。新たな予約開始日は示さなかったが、2025年6月5日に予定する本体発売日に変更はないとした。この延期は米国のみに適用された。[Source 4408]

延期前、任天堂はNintendo Switch 2の米国価格を449.99ドル、「マリオカート ワールド」同梱版を499.99ドルと発表していた。同ゲームの単体価格は79.99ドルだった。任天堂はこれらの価格が変更されるとは確認しておらず、見直しの当面の結論は未確定のままとなった。[Source 4408]

この決定は、テクノロジー製品の製造に関わる国々に影響する関税の発表を受けたものだった。IGNによると、業界アナリストのダニエル・アーマッドは、任天堂がベトナムで生産している点を指摘していた。同社は、中国製品に対する従来の米国関税の影響を減らそうと、一部の製造をベトナムへ移していた。アーマッドによると、ベトナムと日本に対して発表された関税率は予想より高く、発効すれば任天堂への圧力が強まる可能性がある。[Source 4408]

別の関税上の懸念を受け、コレクターズカードの真贋鑑定とグレーディングを行うPSAは、米国外の顧客からの直接申請の受け付けを停止した。PSAは、新たな関税措置によって生じる多額の費用から海外顧客を守るための一時停止だと説明した。[Source 4409]

PSAの顧客が負う金銭的負担は、グレーディングサービスの料金ではなく、提出されたコレクターズアイテムの申告価格に連動していた。例えば、5,000ドル相当のカードに10%の関税が適用されれば、500ドルの費用が発生する。この仕組みのため、高価なスポーツカードやポケモンカードなどのコレクターズアイテムを所有する人にとって、国境を越えたグレーディングは特に高額になり得る。[Source 4409]

この一時停止によって、すでにPSAへ輸送中のカードや同社施設に保管されているカードが追加費用を免れる保証はなかった。同社は、4月5日午前0時1分以降に米国へ入る注文が影響を受ける可能性があると警告した。返送される品物にも、まだ発表されていない報復関税が課される可能性がある。PSAは、利用可能な手段を講じて顧客の関税負担を軽減するとした。[Source 4409]

PSAは以前の関税措置を受け、カナダ、中国、香港、メキシコからの直接申請も停止していた。カナダと日本の顧客は引き続き、それぞれの国にあるPSAの実店舗を通じてカードのグレーディングを申請できた。[Source 4409]

両社の対応は、関税を巡る不確実性が事業判断に影響する二つの異なる形を示した。任天堂は発売日を変えずに大型商品の米国での注文日程を延期し、一方のPSAは、顧客の所有物そのものの価値を基準に関税が算定され得るため、国境を越えたサービス利用を制限した。