AP通信によると、2025年4月7日、イスラエル軍の攻撃がハンユニスの慈善炊き出し所付近を直撃し、少なくとも7人が死亡した。ガザ各地ではこの日、攻撃により30人を超えるパレスチナ人が死亡した。

病院当局者によると、攻撃は、イスラエルによる封鎖で食料供給が減少するなか、避難民が調理済みの食事を受け取るために集まっていた炊き出し所の近くに着弾した。AP通信は、死者には女性2人と子ども1人が含まれ、少なくとも10人が負傷したと報じた。目撃者によると、家族のための食料を受け取ろうと人々が鍋を持って待っていた正午ごろに攻撃があった。ある女性はAP通信に、列に並んで待っていた際に、おいが死亡し、幼い娘が負傷したと語った。

AP通信の報道によると、食料不足はすでに深刻だった。イスラエルは1カ月以上にわたり、食料、燃料、医薬品などあらゆる物資の搬入を遮断し、支援団体は備蓄の配給制限を余儀なくされていた。世界食糧計画は、地域の炊き出し所向け物資が数日以内に底を突く可能性があると警告し、すでに各家庭への食料箱の直接配布を停止していた。小麦粉不足でパン店も閉鎖され、数十万人にとって主要なパンの供給源の一つが失われていた。

炊き出し所への攻撃は、より広範な一連の攻撃の一部にすぎなかった。AP通信によると、別の攻撃ではハンユニスのナセル病院外にある報道関係者用テントが直撃され、地元ジャーナリストを含む2人が死亡し、ほかのジャーナリスト6人が負傷した。イスラエル軍は、この攻撃について、ジャーナリストを装っていたとするハマス戦闘員の男性を標的にしたと説明した。AP通信の報道は、ガザ市への攻撃で救急科医師が死亡したことにも言及した。病院当局者によると、死者は合計30人を超え、その半数以上が女性と子どもだった。

人道面と軍事面の主張は、依然として真っ向から対立している。イスラエルは、作戦の目的はハマスに人質の解放、武装解除、ガザからの退去を迫ることだとしている。AP通信によると、域内で活動する国連機関は、封鎖によってガザ住民が「再び閉じ込められ、爆撃され、飢えさせられている」と述べた。物資が極端に不足しているとして、民間人の保護、支援の円滑化、停戦の再開を求めた。

攻勢の目的と影響をめぐるこの対立は、いまやガザの日常の中心となっている。AP通信の報道が映し出すのは、食料を探すことが死につながりかねず、ジャーナリスト、医療従事者、民間人のすべてが同じ攻撃にさらされる地域の姿だ。慈善炊き出し所付近で生じた直接的な被害は遺体と負傷者の数で表されたが、より大きな危機は、食料を安全に入手できる余地そのものが縮小していることにある。

その日の終わりまでに、構図は明白になっていた。攻撃がさらに続き、死者がさらに増え、住民は一層深刻な欠乏へと追い込まれた。ハンユニスの炊き出し所は、そうした圧力の象徴となった。そこにいた人々は戦闘をしていたわけでも、武器を運んでいたわけでも、逃げようとしていたわけでもない。ただ食事を受け取ろうとしていただけだった。