# 両親殺害で起訴されたウィスコンシン州の少年、トランプ氏暗殺も計画とFBI
事件日:2025年4月13日
連邦捜査当局によると、母親と継父を殺害した罪で起訴された米ウィスコンシン州の17歳の少年は、ドナルド・トランプ大統領の暗殺と、より広範な暴力の誘発も計画していた。
証拠資料で引用された、公開済みのFBI宣誓供述書によると、ウォキショー在住のニキータ・カサップ被告は、大統領暗殺の共謀、大統領暗殺未遂、大量破壊兵器の使用未遂の疑いを持たれている。同じ書面によると、捜査当局はカサップ被告のものとみられる端末を捜索中、マニフェストを発見した。文書には、人種戦争を引き起こして混乱を広めるためにトランプ氏を殺害するよう呼びかける内容があったとされる。
FBIによると、カサップ被告はTikTokとTelegramで他者と計画について話し合い、自らを「オーダー・オブ・ナイン・アングルズ」の信奉者だとしていた。証拠資料の中でFBIは、このネットワークを、政府を転覆させて現代文明を破壊するための暴力とテロを主張するネオナチのカルトと説明している。宣誓供述書によると、カサップ被告は、爆発物、火炎瓶、または強力な局所毒を投下するために使用できる投下装置付きドローンの代金を一部支払っていた。
事件は殺人捜査として始まった。カサップ被告は、継父のフォルクスワーゲン・アトラスを運転中にカンザス州で止められた後、最初に起訴された。検察はその後、第1級殺人罪2件、死体隠匿罪2件、1万ドルを超える財物の窃盗罪、金銭を得るための身分証明情報の不正使用罪2件を追加した。FBIの宣誓供述書によると、母親のタチアナ・カサップさん(35)と継父のドナルド・メイヤーさん(51)は、被告が自宅から遠く離れた道路上で発見される前に殺害されていた。
当局はまた、カサップ被告が遺体とともに2週間暮らしていたと述べた。証拠資料によると、捜査当局は車内で被害者らの運転免許証、使用済みの薬きょう、スミス&ウェッソン製.357マグナムを発見した。資料で引用された法廷報道によると、母親は毛布とタオルをかけられた状態で廊下から発見され、継父は1階の事務室で衣類の山の下から見つかった。
宣誓供述書は、殺害を単独の家庭内犯罪ではなく、より大きな計画の一部として示している。FBIの主張の一つによると、殺人は攻撃の実行に必要な資金と自由を確保するためのものだった。書面には、カサップ被告が計画の詳細を同級生に伝えたとも記されている。
この事件が重要なのは、家庭内殺人の捜査と、現職大統領を標的とする過激派の暴力を巡る疑惑が結び付いているためだ。証拠資料には、コメント要請に直ちに応じなかったカサップ被告の弁護士からの回答は含まれていない。嫌疑はあくまで申し立てであり、資料には暗殺計画に関する裁判所の判断は示されていない。
検察が嫌疑を立証すれば、この事件は、近年の未成年容疑者に関する連邦訴追の中でも特に異例かつ重大なものになる可能性がある。殺人事件、過激思想のマニフェストとされる文書、ソーシャルメディア上での協議、そしてドローン式の投下機構を使った攻撃計画とされるものが絡む事件である。
現時点で中心となる事実は、宣誓供述書に記された通りだ。すでに両親殺害で起訴されている少年が今、政治的暗殺を企て、その計画を実行可能にするために殺人を利用したとして、連邦捜査当局から疑いをかけられている。



