# 北朝鮮とロシア、国境河川を渡る初の道路橋の建設に着手
出来事の発生日である2025年5月1日、北朝鮮とロシアは両国を結ぶ初の道路となる国境河川上の橋の建設を開始したと発表し、両政府はこれを、発展する両国関係における大きな一歩と位置づけた。
AP通信によると、橋は中国にも接する国境河川の豆満江に架けられる。ロシア国営メディアは、全長が約1キロメートルで、工期は1年半になる見込みだと伝えた。北朝鮮の国営メディアは、この事業によって往来、観光、物資の移動が拡大するとしている。
この橋が重要なのは、単なるインフラ以上のものを正式な形にするからだ。北朝鮮とロシアが、特にロシアによるウクライナ戦争への北朝鮮の支援を通じて、これまで以上に緊密に連携するようになった時期に建設される。APの記事によると、両国の関係と交流事業は近年、活発化している。
報道によると、両国はそれぞれの国境都市で同時に起工式を行い、北朝鮮の朴泰成首相とロシアのミハイル・ミシュスチン首相がビデオ回線を通じて出席した。この連携した演出は、この橋が工学事業であるのと同じくらい政治的な象徴でもあることを示している。
APの記事はまた、この事業をより大きな貿易・旅行の文脈に位置づけている。北朝鮮は2024年2月からロシア人観光客を受け入れている一方、中国からの団体観光は依然として停止している。2023年には、北朝鮮の対外貿易の約97%が中国との取引で、ロシアとの取引は1.2%だった。これは、ロシアが役割を拡大できる余地がいかに大きいかを示している。
この橋は両国間を物理的に結ぶ唯一の手段ではないが、道路としては初めてとなる。鉄道橋と航空便はすでに存在し、APは北朝鮮とロシアが2024年6月、この川に自動車用の橋を建設することで合意したと指摘している。
建設を巡る政治的背景を切り離して考えることはできない。北朝鮮はその数日前、クルスク州の領土奪還を支援するためロシアに戦闘部隊を派遣したことを確認し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は公に北朝鮮へ謝意を表明した。したがって橋の発表は、軍事・外交関係が深まるさなかに行われたことになる。
今のところ、この橋は単なる道路ではない。両政府が、両国関係をより実務的で、より目に見える、後戻りしにくいものにする意向であることを示すシグナルだ。



