アルカイダ系組織は、ブルキナファソのジボにある陸軍基地への攻撃で兵士200人を殺害したと主張した。しかし、死者数は独自に検証されておらず、軍関係者はアルジャジーラに対し、同組織が犠牲者数を誇張していると述べた。

SITEインテリジェンス・グループによると、この主張は「ジャマーア・ヌスラト・ウルイスラム・ワル・ムスリミン」、通称JNIMが行った。攻撃は日曜日の朝、北部の町ジボにある軍の前哨基地を標的とし、警察署や市場も巻き込まれたと、治安関係者がロイターに語った。提供資料によると、ジボの住民3人はロイターに、数十人の兵士と民間人が死亡したと述べたが、資料はその数字を確認するまでには至っていない。

この慎重さは重要だ。武装勢力と国家側の双方に死傷者数を水増し、または過小評価する動機がある紛争地帯では、報告される犠牲者数は、事実をめぐる争いであるのと同じくらい、プロパガンダの争点にもなり得る。アルジャジーラは、死者200人との主張を独自に検証できなかったとし、ブルキナファソ軍の情報筋は、同組織が損失の規模を誇張していると述べた。

確定した死者数がなくても、この攻撃は深刻だったとみられる。SITEによると、JNIMは正式声明で犯行を主張し、提供資料は作戦が数日間にわたって行われたと説明している。ダカールからの報道によると、ジボを防衛する主要な前哨基地の一つが完全に破壊された。これは、主張が一部でも正確なら、この攻撃を同国の近年の歴史で最も多くの死者を出した攻撃の一つにするほどの火力が使われたことを示唆している。

ジボは人口約20万人の町で、ブルキナファソ北部の要衝であるため、戦略的に重要だ。提供資料によると、この攻撃は、軍指導者イブラヒム・トラオレが同国は領土を奪還しつつあると主張しているさなかに起きた。それどころか、この襲撃は、地方の大部分、さらには一部の町までもが、依然として武装集団の攻撃を受けやすい状況にあることを浮き彫りにしている。

SITEによると、JNIMはブルキナファソ北部ロルム州での別の攻撃についても犯行声明を出し、兵士60人を殺害したと主張した。ここでも、提供資料は、その数字が独自に確認されたとは述べていない。しかし、大きな数字を立て続けに主張していることは、武装勢力が著しく勢いを増しているか、意図的に力を誇示しようとしていることを示している。

この攻撃は地域的にも重要だ。ブルキナファソ、マリ、ニジェールはいずれも、秩序の回復を約束して政権を握った軍事政権によって統治されている。提供資料は、ブルキナファソの60%超が政府の統治下にないと推定されていると記している。それが事実なら、進展したとの政府発表にもかかわらず、基地や町への攻撃が続いている理由を説明する一助となる。

出来事の日付は2025-05-15である。責任を持って報じられる内容には限界がある。JNIMはジボに対する大規模攻撃を行ったと主張したが、当局は兵士200人という数字を確認しておらず、この作戦は、ブルキナファソの治安部隊に対する同武装組織の圧力が続いていることを浮き彫りにしている。