# ポルトガル総選挙、少数与党政権へ シェーガが躍進
ポルトガルの出来事の日付である2025年5月18日には、これまでと似ていながらも、政治的な鋭さを増した結果がもたらされた。中道右派の民主同盟が最多議席を獲得したものの、単独で政権を担うには届かず、一方で強硬右派のシェーガ党が中道左派の社会党と並び、同国の伝統的な二大政党体制への圧力を強めた。
AP通信の報道によると、社会民主党が率いる民主同盟は、定数230の国民議会で89議席を獲得した。この結果、ルイス・モンテネグロ率いる陣営は過半数に届かず、近年のリスボン政治を特徴付けてきたのと同じ議会運営の不安定さにさらされる。モンテネグロ政権はすでに2カ月前、信任投票で倒れており、その結果として総選挙が前倒しされた。
AP通信の記事は、ポルトガルが繰り返される行き詰まりの政治的影響に今なお対処していることを明確に示している。これは同国にとって3年間で3回目の総選挙であり、その結果は再び、どの単一陣営も独力で議会を掌握できない立法府の構図を示している。マルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領は、選挙の勝者に組閣を要請する前に各党党首と協議する予定であり、この手続きは、投票そのものよりも選挙後の交渉にいかに多くが左右されるかを浮き彫りにしている。
今回の結果で最も重要な政治的展開は、シェーガの躍進だ。同党は社会党と同数の58議席を獲得し、在外有権者に割り当てられた4議席が確定すれば、なお第2党に浮上する可能性がある。AP通信によると、シェーガは、汚職、移民、住宅費、そして既成政党が安定や経済的救済をもたらせなかったとの認識に対する怒りを取り込むことで、より強力な勢力となった。
この台頭は、ポルトガルを越えて、より広い意味を持つ。記事はシェーガを、フランスの国民連合、イタリアの「イタリアの同胞」、ドイツの「ドイツのための選択肢」など、欧州各地で政治の主流へ進出したほかの極右・民族主義政党と並べている。ポルトガルでの結果は、その傾向が欧州最大規模の国々だけに限られないことを示している。
モンテネグロは、対立勢力に対し、再び政権崩壊を招かないよう求めた。ポルトガルの有権者はこれ以上の前倒し選挙を望んでいないと述べ、各党に国益を最優先するよう呼びかけた。この訴えは実務的な現実を反映している。次期政権は、正式な過半数ではなく、閣外協力、非公式な合意、あるいは変動する議会内の連携によって存続しなければならない可能性がある。
選挙戦を動かした根底の緊張は解消されていない。移民は急増し、住宅費は何年にもわたって上昇しており、ポルトガルは今なお西欧の中でも比較的貧しい国の一つだ。こうした構造的問題は、有権者が明確な転換ではなく、再び分裂した結果を生み出した理由を説明する一助となる。
この選挙は、政権運営の打開策を生み出さなかった。もたらしたのは、不安定だが見慣れた議席配分、勢力を増した抗議票の受け皿としての右派、そして有権者を再び投票所へ送り返すことなくポルトガルの主要政党が統治の道を見いだせるかどうかを問う、新たな試練だった。



