英国での逮捕を受け、テヘランとロンドンが互いを非難
英国警察が2件の作戦でイラン人7人を逮捕し、事件が外交問題へと発展したことを受け、イラン外務省はテヘラン駐在の英国臨時代理大使を召喚した。
イラン国営メディアによると、テヘランは正当な理由のない逮捕だとして異議を唱えた。英国警察は、このうち3人がその後、外国情報機関を支援する可能性の高い行為をした罪で起訴され、ロンドンの裁判所に出廷したと発表した。申し立てではイランの名が挙げられている。残る4人はテロ行為を準備した疑いで拘束され、その後、捜査が続く中で身柄を釈放された。
英内務省によると、男らは2016年から2022年の間に英国へ到着した非正規移民だった。英国警察はまた、スパイ行為の疑いが2024年8月から2025年2月までの期間に及ぶと述べており、出廷の数カ月前から捜査が進められていたことを示唆している。
イラン当局者らは、逮捕は政治的動機に基づくもので、イスラム共和国に圧力をかけようとする試みだと位置づけて反論した。こうした表現は、海外のイラン人が関係する治安事件を通常の法執行活動ではなく、敵意の証拠として扱うことが多いテヘランの、おなじみの対応パターンに沿うものだ。
今回の対立は、英国がすでにイランを、外国勢力による影響工作に関して優先度の高い懸念対象に分類している時期に起きた。英国は同国を外国影響力登録制度の最上位区分に指定し、イスラム共和国に対し、英国で政治的影響を及ぼすことを目的とする活動の登録を義務づけている。
一方の事件が裁判所に持ち込まれ、もう一方では捜査が続く中、今回の出来事は、すでに緊張しているロンドンとテヘランの関係に引き続き重くのしかかる可能性が高い。現時点で公になっている事実は、スパイ疑惑、テロ計画の疑い、そして警察署から外務省へと舞台を移した外交的対応が複雑に絡み合っていることを示している。
これらの疑惑は、防諜上の懸念という、より大きな傾向の中にも位置づけられる。英国は、イランが政治的影響を狙った活動を登録しなければならないとしており、この指定によって今回の逮捕は、単なる警察の案件としてだけでなく、影の国家による活動をめぐる非難に両国政府がどう対処するかを試す新たな事例として受け止められることになる。
現時点で、法廷に出た3人は外国情報機関の活動に関連する罪に問われ、残る4人はテロ行為の疑いをめぐって捜査対象のままとなっている。二つに分かれた事件は、両国の当局者がこの案件を安全保障上の問題であると同時に外交問題として扱っている理由を示している。
スパイ疑惑は、刑事責任がなお法廷で審理されている段階でも長引く可能性があるため、この事件は注意深く見守られる公算が大きい。そのため両首都には、強い言葉を維持しながらも事実関係を厳密に保つ動機がある。どのような誇張も、その後の外交を複雑にしかねないからだ。



