# ボルソナロ裁判始まる、ブラジルでクーデター計画を巡る初の証言

2025-05-19、ブラジル最高裁は、2022年の選挙後のクーデター計画疑惑への関与を問われているジャイル・ボルソナロ元大統領ら80人超の事件で、重要な初期段階を開始した。審理段階は元陸軍司令官の証言で始まり、同氏は選挙結果を覆すために取り得る手段として「戒厳状態」が話し合われた会合に出席したと述べた。

この証言は、ボルソナロ氏とその盟友らがルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ氏の大統領就任を阻止しようとしたかどうかが核心だと検察が主張する事件に、具体的な証言を加えるものだ。資料一式に含まれる証拠によると、ボルソナロ氏は大統領選に敗れたにもかかわらず権力にとどまろうと共謀したとして訴追されており、検察は、この計画には側近の狭い一団だけでなく、政界、軍、情報機関の関係者が関与していたと主張している。

審理の規模は大きい。少なくとも2週間続くと見込まれていた予備審理段階では、80人を超える人物が証言する予定だ。被告には元閣僚、元軍人、情報機関当局者が含まれ、裁判所はまず証人の証言を聴取した後、被告人の供述、最終弁論、高裁判事5人による評決へと進む。

ブラジルの投票制度への攻撃を理由に2030年まで公職への立候補を禁じられているボルソナロ氏は、クーデター未遂への関与を否定し、政治的迫害を受けていると主張している。同氏はなお、将来の選挙で復帰する可能性を残そうとしてきた。これに対し検察は、同氏が選挙結果を覆すことを目的とする犯罪組織を率いており、失敗に終わった試みには、投票の信頼性を損ない、軍事介入の下地を整える計画も含まれていたと主張している。

最も重大な疑惑の一つは、ボルソナロ氏がルラ氏、ジェラルド・アルキミン副大統領、アレシャンドレ・デ・モラエス判事の暗殺計画を知っていたというものだ。資料一式にはまた、2023年1月8日に支持者らが政府庁舎を襲撃した際、ボルソナロ氏は米国にいたと記されている。この襲撃の光景は、選挙後の法的・政治的展開の中心となった。

この事件は、ボルソナロ氏の立場だけでなく、ブラジルの歴史という点でも重要だ。軍政終結以降、複数の元大統領が法的問題に直面してきたが、クーデター罪に問われるのはボルソナロ氏が初めてだ。裁判所は最終的に、長期の禁錮刑や政治からの追放につながり得る有罪判決を裏付ける証拠があるかどうかを判断する。

現時点で、証言聴取の開始により、検察は、疑惑の計画が単なる言説を超えて国家機構にまで及んでいたという筋書きを検証する最初の機会を得る。弁護側は同じ手続きを利用し、この事件が証拠ではなく政治的敵意に基づいていると主張する。

裁判手続きは、軍関係者、警察当局者、情報機関職員が捜査に引き込まれている状況を背景に進められるため、その点でも重要だ。こうした広がりは、この事件がボルソナロ政権後のブラジル政治で中心的な問題となった理由の一つである。判事らが最終的に有罪評決を下した場合、刑罰は将来の復帰を阻むほど重くなる可能性があり、失敗したこの試みが単なる敗北への自然発生的な反応ではなく、投票結果を覆すための組織的な企てだったとの見方を強めることになる。

出来事の日付:2025-05-19。