出来事の日付:2025年6月5日

ブルンジの有権者は、政党間の競争だけでなく、経済的困窮と恐怖にも大きく左右される選挙で、国民議会議員と地方議会議員を選ぶため投票所に足を運んだ。BBCニュースは、今回の投票が、政権を握って20年になる与党CNDD-FDDの力を試すものになったと報じた。一方、野党関係者やアナリストは、選挙運動の環境について、威圧と反対意見を表明できる空間の縮小が目立ったと述べた。

エヴァリステ・ンダイシミエ大統領自身は候補者ではなかったものの、国会議員選挙は重要だった。大統領は2027年までの7年の任期を安定して務めており、そのため今回の選挙は大統領への信任投票というより、与党が国家機関全体への支配を強められるかどうかを測るものとなった。国民議会と地方議会の議席が争われ、与党には中央から自治体レベルに至るまで権力を固める機会が与えられた。

BBCの報道は、この選挙を深刻な経済的圧迫のただ中に位置づけた。ブルンジはすでに世界で最も貧しい国の一つであり、住民は食料を含む生活必需品の最近の価格急騰に直面していた。慢性的な外貨不足により、医薬品や燃料などの必需品を輸入する国の能力が低下し、家計や企業への圧迫が悪化していた。アナリストらはBBCに対し、同国の輸入を賄える外貨準備は1カ月分を下回り、地域の基準である4カ月分を大きく下回っていると語った。

燃料不足は、マクロ経済の弱さを日々の暮らしで目に見える現実へと変えた。ガソリンスタンドでは車両の長い列が常態化し、しばしば約100メートルに延び、配給制が実施される中で数日、さらには数週間続いていた。こうした光景は国家の脆弱性を目に見える形で示し、与党が安定や統治能力を掲げて選挙運動をすることを難しくした。一般の有権者にとって、この選挙は回復ではなく欠乏を背景に実施された。

同時に、野党は選挙の競争条件が公平ではないと訴えた。野党は、支持者がCNDD-FDDとつながりのある青年組織インボネラクレから嫌がらせや威圧を受けたと主張した。APDRのガブリエル・バンザウィトンデは、人々は非常に恐れており、野党の色を公然と身につけることができないと感じていると述べた。ただし、投票ブースに入れば別の選択をすると約束する人もいたという。彼の発言は、投票の形式的な秘密性が、独立した政治的意思を表明できる数少ない空間の一つだった可能性を示唆している。

恐怖は政党だけでなく、より広範な専門家層にも及んでいた。BBCによると、複数の政治アナリストが報復を恐れ、選挙について公にコメントすることを拒んだ。匿名の専門家の一人は、沈黙を守る方が安全だと述べ、選挙過程は当初から与党に有利な形で組み立てられていたと主張した。この慎重さの度合い自体が多くを物語っている。アナリストが発言をためらえば、投票の公正性をめぐる開かれた議論を国民が聞くことは一層難しくなる。

CNDD-FDDとンダイシミエ大統領は、批判に対して異なる物語を提示し、政府こそが国民生活を改善し、ツチ族による数十年の支配を経て多数派フツ族の政治権力を確保した勢力だと描いてきた。その物語は今も歴史的な重みを持つ。しかしBBCの報道は、多くのブルンジ国民が現在、目の前の生活水準という観点から政治を判断していることを明確にした。経済学者で反汚職活動家のフォースタン・ンディクマナは、状況が近く改善することはないと述べ、より良い統治が引き続き不可欠だと主張した。

これにより、選挙は二つの現実の間で揺れることになった。一方には、国家機関への強い支配力、長期政権、そして解放闘争時代に由来する強力な物語を持つ与党がある。もう一方には、物資不足やインフレに苦しみ、政治について公に話すことさえ危険に感じられかねない風潮の国がある。したがって今回の投票は、単なる議席数の集計以上の意味を持った。経済の悪化と政治的圧力が同時に強まる中で、選挙の正統性が維持され得るかどうかを試すものだった。