# コロンビアで相次ぐ攻撃、警察施設や公共建築物が襲撃され7人死亡
コロンビア南西部で爆破と銃撃が相次ぎ、少なくとも7人が死亡、数十人が負傷した。当局はFARCの分派による犯行だとしている。
暴力行為は、出来事が発生した 2025-06-10 にカリと近隣の町を襲った。首都ボゴタで数日前に大統領候補の暗殺未遂事件が起き、急速に進行する治安危機がすでに深刻化していたなかでの出来事だった。攻撃は、国内第3の都市とその周辺にある警察施設、自治体の建物、民間人を標的とした一連の爆発と銃撃だったと報じられた。
フランスの報道機関フランス24は、これらの攻撃がコロンビア南西部全域で同時に実行された計24件の爆破・銃撃事件の一部だったと伝えた。同社の報道によると、警察はその後、死者を7人、負傷者をさらに28人と発表した。DWはカリ市内だけで少なくとも2人が死亡し、ほかの負傷者を加えると全体の負傷者数は36人に上ると報じた。提供された情報を総合すると、この事件は広範囲の複数地点に及び、報道が公表された時点でもなお進行中だったことが分かる。
攻撃は一つの街区や一つの自治体に限定されなかった。提供された報道によると、カリのメレンデス、マヌエラ・ベルトラン、ロス・マンゴスなどの地区で爆発が起きたほか、ハムンディ、コリント、エル・ボルド、カロト、ビジャ・リカでも暴力事件が発生した。フランス24は、警察施設、自治体の建物、民間人を標的とする場所などが攻撃を受けたと伝えた。DWによると、爆弾の一つはオートバイに仕掛けられていたとみられ、ほかの爆発では料金所の施設や近隣の公共建築物が損傷した。
フランス24が引用した当局者や治安アナリストは、かつて強大だったゲリラ組織FARCから分裂した反主流派の犯行だとし、「中央参謀本部(EMC)」を実行主体とみられる組織として名指しした。DWも同様に、コロンビア陸軍第3師団が、イバン・モルディスコの名で知られるネストル・グレゴリオ・ベラ率いる派閥による攻撃だと非難したと伝えた。提供された情報では同組織は明確に犯行声明を出していないが、フランス24によると、EMCの声明は軍および警察の施設に近づかないよう市民に警告していた。
そのタイミングは政治的衝撃を一層強めた。提供された二つの情報源はいずれも、今回の攻撃を、ボゴタでミゲル・ウリベ・トゥルバイ上院議員が銃撃され、国全体がすでに緊張状態にあったことと関連づけた。フランス24は、ウリベ氏への襲撃により、1980年代と1990年代に見られた暴力が再来するとの懸念が高まったと伝えた。DWによると、爆破事件はこの暗殺未遂事件のわずか数日後で、グスタボ・ペトロ大統領が自身の労働改革を支持する公開デモに出席するためカリを訪問する直前に起きた。
証拠から浮かび上がるのは、緊急対応機関に負担をかけ、住民を動揺させ、南西部で今なお活動する武装集団の影響力を誇示することを狙った、地理的に広範囲に及ぶ襲撃の姿だ。カリのアレハンドロ・エデル市長は、対応要員が現場に入り、医療チームも警戒態勢にあると述べた。捜査当局が被害の全容と、一連の攻撃が単一の指揮系統の下で連携して実行されたのかを確認する一方、消防、警察、医療の各チームが被災地域全域に派遣された。
住民が直面した直接的な影響は、恐怖、残骸、そして不安だった。フランス24が引用したAFPの記者は、被害を受けた町で残骸が絡み合い、建物が損傷している様子を伝えた。DWは、路上の負傷者と、その人々を助ける周囲の人々を捉えた映像を報じた。提供された情報だけでは、誰が攻撃を命じたのか、またEMCが単独で行動したのかは明らかになっていない。しかし、コロンビア南西部が、ここ数カ月の同地域で最も多くの死者を出した暴力の日の一つに見舞われたことは示されている。



