ガザ保健省によると、ガザ戦争で死亡したパレスチナ人の数は2025-06-11に5万5000人を超え、病院からは支援物資配布所付近でさらに人々が殺害されたとの報告もあった。

AP通信によると、保健省は、戦争開始以降、5万5104人が死亡し、12万7394人が負傷したと発表した。同省はハマスが運営するガザ政府の一部だが、詳細な記録を管理する医療専門家が職員を務めており、死者総数について民間人と戦闘員を区別していない。イスラエルはこの数字に疑義を呈しているが、AP通信によると、同省が過去に発表した死者数は概して独立機関の評価と一致している。

今回の最新情報は、支援物資配布所へ向かう途中の少なくとも21人が死亡したと病院が報告する中で発表された。AP通信によると、南部ラファ付近で14人が死亡し、中部ガザでは別の支援物資配布所へ向かう途中の7人が死亡した。イスラエル軍は、脅威となる形で前進していた容疑者だとする人々に向け、部隊が警告射撃を行ったと説明した。軍はガザ南部での死者について直ちにコメントしなかった。

支援システムそのものが、今や暴力の一部となっている。AP通信によると、ガザ人道財団は、地元の支援職員少なくとも5人が、ハマスによるものだと同財団が主張する攻撃で死亡したと発表したが、AP通信はその説明を確認できなかった。国連機関や主要な支援団体は、新たなシステムが意図した通りに機能していないとし、飢餓が広がっていると警告している。封鎖が完全に解除され、戦争が停止されなければ、ガザの約200万人の住民が飢饉の危険にさらされるとしている。

AP通信の記事はまた、イスラエルが同日、ガザで人質2人の遺体を回収したと発表したことにも触れた。1人は、2023年10月7日の攻撃で殺害されたヤイル・ヤアコブさんと確認された。その時点で武装勢力は依然として53人を拘束しており、生存しているとみられるのは半数未満だった。

数字の背後にあるのは、新たな死傷者数を生み続けながら、その原因となる状況が終わらない戦争だ。AP通信によると、イスラエル軍は攻撃を実施し、支援物資への規制を強化し、ハマスによる物資の横流しを阻止するために新たな配布システムが必要だと主張することで、ガザへの圧力を維持してきた。支援機関はこの主張を退け、このシステムは人道原則に反すると述べた。

その結果、この戦争の統計は累積的であると同時に、現在進行形でもある。現在までに5万5000人を超えるパレスチナ人の死亡が記録され、さらに多くの人々が負傷したまま、あるいはがれきの下に埋もれたままとなっており、食料へのアクセスを巡る日々の争いが、生き延びようとする人々の命を奪い続けている。AP通信の報道が示す通り、死者数は過去の記録であるだけではなく、紛争がガザで暮らすための条件を日々どのように変え続けているかを示す尺度でもある。