# 連邦判事が拘束終了を命じ、マフムード・ハリル氏が釈放

出来事の日付:2025年6月20日

NeoTechNews編集部

コロンビア大学の大学院生で親パレスチナ活動家のマフムード・ハリル氏は、その拘束がトランプ政権の移民政策上の権限をめぐる試金石となっていたが、判事が釈放を命じたことを受け、2025年6月20日に連邦当局の拘束から解放された。

提供されたNBCニュースの報道によると、ハリル氏は金曜日の午後6時30分すぎ、ルイジアナ州ジーナの拘束施設から歩いて出て、3カ月を超える移民当局による拘束を終えた。釈放の数時間前、マイケル・ファービアーズ連邦地裁判事は、ハリル氏が逃亡する恐れも公衆に危害を及ぼす危険もないことを示す強力かつ争いのない記録があるとして、同氏を釈放すべきだと判断していた。

この判断で法廷闘争が終わったわけではない。NBCによると、ハリル氏の釈放から10分もたたないうちに、トランプ政権は控訴通知を提出した。この迅速な動きは、この事件がいかに政治的、法的に激しい論争を招くものとなったかを浮き彫りにした。政権側は裁判所が権限を逸脱していると主張し、ハリル氏の支持者らは、政府が憲法で保護された政治的言論を抑圧するために移民政策上の権限を利用したと訴えている。

ハリル氏は3月から拘束されていた。NBCによると、同氏は合法的な永住者で、米国市民と結婚しており、犯罪歴はなく、犯罪で起訴もされていない。同氏の拘束が全米の注目を集めたのは、移民法執行、大学での抗議運動をめぐる政治、そしてガザでのイスラエルの戦争に対する批判への政権の対応が交差する事案だったためだ。

釈放後、ハリル氏は、正義が勝利したものの、この結果はあまりにも遅すぎたと述べた。ニューヨークに戻り、自身の拘束中に生まれた乳児の息子と妻との再会を心待ちにしていると語った。妻のヌール・アブダラ氏は、それ以前に発表した声明で、夫が帰宅の途に就いたと分かり、ようやく息をつけると述べていた。

連邦当局者は、この判断をまったく異なる形で捉えた。国土安全保障省のトリシア・マクラフリン次官補は判事を批判し、政権は訴訟を続けると述べた。NBCはまた、マルコ・ルビオ国務長官による、ハリル氏が国家安全保障上の危険をもたらすとの判断が、拘束と国外退去を求める政府側の主張の一部だったと報じた。ただし、これらの取り組みは以前の判断によって暫定的に阻止されていた。

ファービアーズ判事は、命令をめぐる争いを続ける間、さらに1週間ハリル氏を収監しておくよう求めた政府の主張を退けた。マイケル・ハマー治安判事は、パスポートの提出や、所定の目的による移動先をニューヨーク、ミシガン、ニュージャージー、ルイジアナ各州およびワシントンD.C.に限定することなどを、釈放の条件として課した。

ハリル氏の弁護士らは、この判断を言論の自由という根幹に関わる問題と位置づけた。弁護士の一人、アリナ・ダス氏は、米国では誰も、声を上げたことで収監されるのを恐れるべきではないと述べた。この主張は、この事件をめぐる公の運動の中心となってきた。特にハリル氏が、ガザ戦争をめぐるコロンビア大学での抗議活動の著名な存在となったためだ。

証拠資料は、この争いが終結するのではなく、次の段階に移ろうとしていることを明確に示している。ハリル氏は拘束を解かれたものの、控訴によって政権側はなお主張を押し進めている。したがって今回の釈放は、ハリル氏個人にとっての転機であると同時に、移民法執行と政治的異議申し立てが衝突する際、行政権がどこまで及び得るのかをめぐる、より広範な闘いにおける重要な法的局面でもある。