証拠資料によると、2025年7月2日、シカゴのリバー・ノース地区にあるアーティス・レストラン・アンド・ラウンジ前で走行中の車から銃撃があり、4人が死亡、少なくとも14人が負傷した。

銃撃は午後11時ごろ、ラッパーのメロ・バックズのアルバム発売記念パーティーを終えて人々が会場を出ていた際に発生した。シカゴ警察によると、暗い色の車両がウェスト・シカゴ・アベニュー300番街区を通過し、歩道に立っていた群衆に向けて発砲した。被害者の年齢は21歳から32歳だった。

現場は直後から混乱に陥った。男性2人がストロガー病院に搬送され、その後死亡が確認された。クック郡検視局は、2人を25歳のレオン・アンドリュー・ヘンリーさんと23歳のデボンテ・テレル・ウィリアムソンさんと特定した。警察によると、26歳と27歳の女性はノースウェスタン記念病院に搬送され、同病院で死亡した。負傷者はイリノイ・メソニック、マウント・サイナイ、ストロガー、ノースウェスタン記念の各病院に搬送された。

警察はこの事件を標的を定めた襲撃と説明し、被害者の一部はメロ・バックズの側近グループに属していたと述べた。ラリー・スネリング警察本部長は、ライフルが使用された可能性があり、異なる2種類の口径の薬きょうが回収されたと話した。また、警察は銃撃犯が3人いたとみていると述べた。報道時点で逮捕者は出ていなかった。

この襲撃を受けて警察は対応を強化し、ブランドン・ジョンソン市長は、さらなる暴力を防ぐため市が総力を挙げていると述べた。スネリング本部長は、警察が週末の配置を増強し、報復の可能性に備えると述べた。捜査は続いており、当局は連邦機関と連携していた。

会場自体も対応の対象となった。アーティス・ラウンジは当局に協力しているとし、この暴力行為によって店が深く動揺しているとの声明を発表した。捜査員が現場の調査を続ける間、市は建物に即時閉鎖命令を出した。同じ街区では、会場がハッシュ・ラウンジと呼ばれていた2022年11月にも銃乱射事件が起きていた。

事件後、家族や目撃者は、混乱と悲しみ、緊迫感に満ちた光景を語った。ドノバン・プライス牧師はCBSニュース・シカゴに対し、これまで見た中で最悪の現場だったと話した。負傷者と死者の身元確認が進められるなか、この地区は同じ一帯で再び起きた多数の死傷者を伴う銃撃事件の衝撃を受け止めることになった。

情報源となった資料は、同じ夜にシカゴの別の場所でも銃乱射事件があったと記しており、市内全域で発生した暴力の規模を浮き彫りにしている。しかし、リバー・ノースでの襲撃が最も多くの死者を出し、現在、警察による捜査が進められている事件となった。