発生日:2025年7月2日。 国際天文学連合の小惑星センターは、初期測定によって異例の双曲線軌道が示されたことを受け、新たに観測された天体を3I/ATLASと命名する回報を発行した。この天体はC/2025 N1(ATLAS)としても登録された。
世界時21時31分に発行された回報によると、ATLASチリはまず、この天体を暫定候補ラベルA11pl3Zとして検出した。検出は、世界時7月1日に撮影された各30秒間の4枚のサーベイ画像によるものだった。その後、天文学者らは追加測定を捜索して取得し、その中には6月中に行われた観測も含まれていた。
これらの追跡観測と発見前観測は、Q.-Z. YeとS. Deenによるものとされた。小惑星センターによると、拡充された観測記録から、離心率が約6と推定される、極めて離心率が大きい双曲線軌道が得られた。回報は、この初期軌道解を最終的な結論として提示してはいない。むしろ、軌道と天体の物理的性質の双方に関する制約を改善するため、観測者にさらなる測定を求めた。
入手可能な画像も、この天体が彗星である可能性について、決定的ではなく予備的な兆候を示していた。同センターは、3つの観測地点から活動の暫定的な報告があったと伝えた。それらの報告は、かすかなコマと、位置角280度の方向に伸びる約3秒角の尾について記述していた。この慎重な表現は重要だ。回報は活動を暫定的なものと位置づけ、引き続き確認を求めていた。
観測記録は6月14日から7月2日までにわたり、広範な観測所ネットワークからの記録を含む。異なる機器で取得された位置と明るさの測定値がまとめられている。この幅広いデータによって、軌道計算には発見時の4枚の画像だけを超える情報がもたらされた一方、同センターが追加データを求めたことは、継続的な観測が依然として必要であることを示していた。
この文書は、新たな3I/ATLASという名称に彗星形式の名称C/2025 N1(ATLAS)を併記する一方、この天体をめぐる観測上の不確実性もそのまま示した。直径の推定値は示しておらず、発見直後に出回った情報に含まれていた大きさに関する主張も記載していない。公式情報源がそのような数値を示していないため、この天体の寸法に関するいかなる推定も、本報告で使用した検証済み記録の範囲外にある。
小惑星センターは、新たに提出された観測結果を、通常のOrbits and Observations of Comets刊行物を通じて公表すると述べた。それまでの間、受領済みの測定値をMPC Explorerと複製された観測表で閲覧できるようにした。
回報に掲載された長大な観測一覧は、最初の発表が終着点ではなく出発点だった理由を示している。そこでは多数の天文台からの測定結果がまとめられる一方、追加の位置天文学的観測によって軌道を精密化できることが強調された。発生日の時点で確かな知見は、発見に至った一連の経緯、強い双曲線性を示す暫定軌道解、そして付与された名称だった。見かけ上のコマと尾については、引き続き観測の対象とされた。



