発生日:2025年7月5日
一時停戦に向けた外交努力が加速するなか、ガザでイスラエルの空爆によりパレスチナ人14人が死亡し、食料支援を求めていた別の10人も死亡したと、病院当局者がAP通信に語った。提供された証拠は、そこで説明されている事案で24人が死亡したことを裏付けているが、同日にパレスチナ人78人が死亡したという、より広範な主張を裏付けるものではない。
ハンユニスのナセル病院によると、ガザの地中海沿岸にある混雑したムワシ地区でテントが攻撃を受け、パレスチナ人医師とその子ども3人を含む7人が死亡した。同病院は、ハンユニス東方のバニ・スヘイラでもさらに4人が死亡したと報告した。ハンユニスで起きた別の3件の攻撃では3人が死亡した。イスラエル軍は、これらの攻撃について直ちにコメントしなかった。
病院当局者によると、ラファにあるガザ人道財団(GHF)の配給所付近でパレスチナ人8人が死亡し、市内の別のGHF施設付近でも1人が死亡した。犠牲者と施設との正確な距離は不明だった。GHFは、施設付近で殺害が起きたことを否定した。これとは別に、ハンユニス東部で支援物資を運ぶトラックを群衆とともに待っていたパレスチナ人1人が死亡したが、この事案はGHFの活動とは関連していないとみられる。イスラエル軍は、これらの死者について直ちにコメントしなかった。
GHFは別途、ハンユニスの配給所で襲撃者が手りゅう弾を投げ、米国人援助職員2人が命に別条のないけがを負ったと発表した。同財団はハマスの犯行だと非難したが、提供された報道では証拠を示していない。イスラエル軍は、職員らを治療のため搬送したと発表した。
米国とイスラエルが支援する同財団は5月、イスラエル軍に囲まれた4カ所の施設を通じて食料配給を始めた。国連機関やその他の人道支援団体は、その配給方式は効果がなく、人道原則に反すると主張して受け入れなかった。イスラエルはハマスが国連の支援物資を横流ししていると非難したが、国連はこの主張を否定した。7月初めまでに、戦闘によって食料生産やその他の民間インフラが壊滅したため、ガザの人口200万人超は外部からの支援に大きく依存していた。
この日の暴力が続く一方、イスラエルは7月6日に交渉団をカタールへ派遣する準備を進めていた。ベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所は、代表団が米国の支持する60日間の停戦案について協議すると発表したが、ハマスが求めた変更は受け入れられないとの見方を示した。ハマスはこの提案に前向きな回答を示す一方、実施方法と、当初の戦闘休止が戦争終結につながるとの保証について、さらなる交渉を求めていた。
ガザでは依然として人質50人が拘束され、そのうち生存しているとみられるのは半数未満であり、交渉では、差し迫った人道状況と、拘束されている人々、軍の撤退、恒久的な戦闘終結をめぐる未解決の要求とが結び付いていた。



